熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

鎌倉文学散歩

2013-05-18 18:48:55 | Weblog
天気が良かったので、鎌倉へ文学散歩に出かけました。

藤沢駅近くで早めの昼食を取り、江ノ電に乗って鎌倉へ。




鎌倉駅に到着。





今日の文学散歩は、次のような名所旧跡を巡ることにしました。

鎌倉駅 ⇒ 六地蔵 ⇒ 寸松堂 ⇒ 高浜虚子庵跡 ⇒ 吉屋信子記念館 

⇒ 鎌倉文学館 ⇒ 甘縄神明神社 ⇒ 高徳院(大仏) ⇒ 光則寺 ⇒ 長谷寺

⇒ 長谷駅


早速出発。

先ずは「六地蔵」。
今小路の裁許橋を渡って由比ヶ浜方面に行くと六体の地蔵があります。
ここは、昔の刑場跡地で、多くの者がここで処刑されました。
明治初めころまでは、「飢渇畠」(けかちばたけ)と呼ばれる荒地だったが、罪人供養のための六体の地蔵が建てられました。
六地蔵は、亡者を六道(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天)から救うために祀られている。

六地蔵の傍らには、松尾芭蕉の句碑も建てられている。有名な「夏草や兵どもが夢のあと」が刻まれています。
その影響でこの辺を「芭蕉の辻」ということもあるそうです。
句碑は、江戸時代に雪ノ下で旅館を経営していたという俳人松尾百遊(本名:滝右衛門)が芭蕉を偲んで建てたものといわれています。






次は「寸松堂」です。






この建物は、昭和11年、鎌倉彫の彫師佐藤宗岳氏の店舗併用住宅として、市内の大工西井喜一、正二親子によって建てられました。
1階店舗部分のガラス 戸、ショーウインドーなどに近代洋風建築技術が見られますが、全体としては寺院建築と城郭建築が合体したような建物となっています。
寸松堂は建築当初から 笹目町、長谷界隈のランドマークとして重要な役割を果たしています。

この建物は、登録有形文化財です。






「寸松堂」の近くに、「高浜虚子庵跡」がありますが、初めての人は見つけるのに苦労します。

明治43年から鎌倉 に移住した俳人、高浜虚子 の住居跡です。
今はすでに建物はありませんが、その場所に石碑が立っていて、虚子が大正 の初めごろの元旦の朝にこの自宅で詠んだ俳句が直筆のままで刻まれています。




「吉屋信子記念館」に行きましたが、あいにく閉館日でした。
開館日が少ないので確かめてから行ったほうがいいですね。
女流歴史作家の草分けである吉屋信子が、晩年の10年余を鎌倉で過ごした家を記念館としたものです。
吉屋信子は明治29年新潟に生まれ、『徳川の夫人たち』、『地の果てまで』などの作品で知られています。






そして、本日のハイライト「鎌倉文学館」へ向かいます。
鎌倉は明治以降多くの文学者が移住・滞在し創作活動を行った場所で、ゆかりのある文学者は300人を超えています。
その歩みを紹介するのが『鎌倉文学館』です。
青い屋根が目印の洋館の中には、“鎌倉文士”と呼ばれる文学者たちの名著の原稿や愛用品が展示さていますす。
また、庭にはおよそ190種、230株のバラの花が植えられ、見ごろは春と秋。
この時期には美しいバラを見に多くの人々が集い、春には「バラまつり」が開催されます。
この日もバラ祭りが開催されていました。

木陰の道を通って文学館へ向かいます。
この日は、快晴で暑かったのですが、この道は木陰で涼しく、空気が違う感じがしましたね。









文学展示を見学してバラ祭りが開催されている庭へ。













鎌倉文学に触れて、バラを鑑賞し、日常と異なる空気を満喫しました。


文学館を後にして、「甘縄神明神社」へ。

甘縄神明神社は、710年(和銅3年)、僧行基の草創によって、由比の長者と呼ばれた染屋時忠が神明宮と神輿山円徳寺を建立したのがその始まりと伝えられ、鎌倉最古の神社といわれています。
源頼義が祈願して子の八幡太郎義家を授かったと伝えられる源氏と縁の深い神社です。
頼義や義家は、社殿を修復したと伝えられ、源頼朝も社殿を修理し、荒垣や鳥居を建てたと伝われています。
源実朝、北条政子も参詣しました。
宝物に源義家坐像があり、八代執権北条時宗の「産湯ノ井」が残されています。











「産湯ノ井」です。




「甘縄神明神社」の近くに、「加賀屋邸」がありました。
鎌倉は名所旧跡の玉手箱です。






次は、高徳院(大仏)を見学します。





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リンカーン

2013-05-17 08:48:23 | Weblog
スティーブン・スピルバーグ監督の「リンカーン」を観てきました。

この映画は、南北戦争末期の北軍有利な状況下で、「奴隷制度廃止」を規定した憲法修正第13条を成立させるために努力したリンカーンの闘いと苦悩を描いています。

リンカーンが奴隷制度を廃止した歴史的事実は知っていましたが、その裏にこのようなドラマがあったことは知りませんでした。

南北戦争が北軍有利の状況で進行し、南部が戦争終結交渉に乗り出してきている最中に、北部下院では奴隷制度廃止を規定した憲法修正第13条について活発な議論が展開していました。

共和党は奴隷制度廃止を規定した憲法修正第13条に賛成ですが、民主党は反対です。

この憲法を成立させるためには、下院で2/3以上の賛成票を獲得しなければならず、そのためには民主党から13票以上の賛成が必要です。

リンカーンの側近は、お金で買収することを提案しますが、リンカーンはこの提案をキッパリ拒否して奴隷制度の廃止の正当性を訴えることを指示します。

民主党議員の説得交渉は難航し、南部の戦争終結提案を携えた代表団がリンカーンに交渉を申し込んできます。

南部は当然奴隷制度廃止に反対なので、戦争が終結すると奴隷制度は維持されることになります。

リンカーンは悩みながら南部との交渉を延期しつつ民主党議員の説得に努め、下院で憲法修正第13条の採決が始まります。

修正案に賛成か反対かを一人一人明言していきます。
この場面は感動的でしたね。

憲法修正第13条は可決され、奴隷制度は廃止されます。

この映画にはチョッとしたサプライズが隠されていました。

それは共和党の重鎮が奴隷制度廃止に賛成で、白人と黒人との平等を実現すべきだと考えていました。

しかし、白人と黒人との平等は、当時の米国では少数派で、この考えを主張すると奴隷制度廃止修正案が否決されることは確実です。

下院の憲法修正案採決の前に、「あなたは白人と黒人との完全な平等を目指しているのか?」との民主党議員の質問に対して、「白人と黒人とは法の下に平等だ」と答えます。

民主党議員は「今までの主張と違う」と大騒ぎしますが、「法の下に平等だ」と押し切ってしまいます。

知り合いの新聞記者からこの点を尋ねられると「奴隷制度廃止が実現するなら意見はどのようにも変える」と胸を張って答えます。

憲法修正案が可決されて賛成議員が大喜びで騒いでいる中、彼は書記官から憲法修正第13条を記載した原案文書を「ちょっと借りるよ。明日返す」と言って議会を後にします。

自宅に帰ると黒人の家政婦が出迎えます。

コートと帽子を取った彼は、「これを君に見せたくてね」と、黒人の家政婦に憲法修正原案を手渡します。

ベッドに入った彼の隣に黒人の家政婦が寄り添ってきました。

この黒人の家政婦は、彼の妻だったのです。

チョッとしたサプライズですね。

この映画は、リンカーンの苦悩を描いていますが、同時にチョッとしたサプライズや感動する場面、ユーモアを交えた場面が多く、エンターティメントとしても一流ですね。

リンカーを演じた俳優は、本人に良く似ていましたね。

激昂して議論したり、権力を押し付けるようなことはしないで、冷静に穏やかに論理的に相手を説得していく、リンカーンの人柄が良く表現されていました。

日本の政治家、企業経営者にも見習って欲しいですね。

声高に激しい言葉で相手を罵倒したり、自分の言い分だけを一方的に強調するような人が多すぎますね。

やはり論理で説得して欲しいですね。

久々に素晴らしい映画を見て感動しました。









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職務発明訴訟

2013-05-16 09:56:08 | Weblog
サムスン電子の首席研究員が昨年1月、職務発明特許に対する報奨として305億ウォン(約28億円)の支払いを会社側に求める訴訟をソウル中央地裁に起こしていたことが分かったそうです。

これまで、同社を退職した研究員が特許の報奨金を要求したケースはあったが、現職研究員による提訴はほとんどなかったとのことです。

私は、日本の職務発明制度についての論文を3件書いておりますが、韓国の職務発明制度については概略程度の理解に留まっています。

日本でも、職務発明訴訟を提起するのは、退職した従業員が大半で、現職の従業員による訴訟提起は数件だと記憶していますが、韓国も同様なのですね。

判決は今月23日に言い渡される予定だそうで、その内容が注目されますね。

我が国の職務発明制度改訂の議論が盛んに行われていますが、韓国でも同様の動きになるのかもしれません。

米国のように使用者と従業者の個別契約に任せるのか、フランス、イギリス、中国のように使用者に帰属させるのか、それとも現行の規定を継続させるのか、我が国の職務発明制度の改訂の行方が注目されますね。







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論文

2013-05-15 19:31:40 | Weblog
昨日、講師を努めたセミナーが終了し、次のセミナー開催まで3ヶ月程あるので、論文作成を再開しました。

論文のテーマは、「特許法102条2項の解釈」です。

最近、知財高裁で特許法102条2項の適用を認めた判決が出されたので、これを機会に論文を書いてみようと考えたわけです。

何年か前に、「特許権損害賠償制度の研究」についての修士論文を作成しました。

そして何年か前に、修士論文の一部を抜き取り、「特許法102条1項の解釈」のついての論文を作成し、知財管理に投稿して掲載されました。

今回も修士論文の一部を抜き取り、最近の裁判例の分析結果を加筆して新たな論文として作成する予定です。

早速、最近の裁判例の分析を開始しましたが、特許法102条2項の適用が認められた裁判例は少なく、特許権者が特許発明を実施しているかが102条2項適用の肯否の分かれ目になっているようです。

もう少し裁判例の分析を進めてから論文を書く事にします。

できれば今月中に仕上げたいのですが、いろいろ予定があるので来月にずれ込むかな〜。









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セミナー講師

2013-05-14 19:46:07 | Weblog
「企業と大学との共同研究開発における留意点」のセミナーの講師を務めてきました。

会場は、蒲田駅近くのビルの会議室です。

今回のセミナーは、講義時間が4時間なので、それほど疲労は感じませんでした。

前々回のセミナーは、午前、午後、合わせて6時間の長丁場だったので、講義終了後にヘロヘロ状態で帰宅したことを覚えています。

年を取ると、さすがに、6時間のセミナーの講師は辛いものがあるので、4時間以内のセミナーだけ引き受けることにしています。

今回のセミナーも受講者の皆さんに熱心に聴いていただき、活発な質疑応答ができました。

感謝感謝です。

セミナー終了後に、「大変参考になりました。ありがとうございました」と挨拶されると、お世辞でも嬉しいですね。

講師冥利に尽きます。

次回のセミナーは、8月下旬開催なので、しばらくはノンビリ出来そうです。







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裸の王様

2013-05-13 09:47:59 | Weblog
先日、コンサルティング企業との打ち合わせで、同席の方から「○○さんは嫌いな人がいないのですか?」という質問を受けました。

どうやら、誰が見ても性格が良さそうでない人の意見も熱心に聞いているのが、質問の理由らしい。

「私も人間ですから嫌いな人はいます。特に、自分の考えと合わない人の意見は無視して一方的に攻撃する人は嫌いですね。ただ、そのような方でも、なぜこの人はこのような考え方をしているのか、その背景が知りたくなるので、お話を聞くようにしています。」とお答えしました。

そう言えば、企業勤務時代にもこのような質問を受けたことがありますね。

自分の意見と異なる意見を持っている方とお話をすると、その意見の背景が気になってきて、その理由を自分なりに明らかにしないと気がすまない性格(難儀な性格です)が原因なんでしょうね。

ただ、この性格のためか、自分の考え方の行き過ぎた部分を修正して穏当な考え方になるという効果はありますね。

考えてみれば、世の中に絶対真実というのはないでしょうから、異なる意見があるのが当たり前で、異なる意見を参考にして自分の意見を修正し、より正しい考え方にしていくのが妥当なのでしょう。

大学院での授業でも、自分の考えと異なる意見が出たときに、3つのタイプに分かれていましたね。

第1のタイプは、自分の意見の正当性を頑固に主張して、相手の意見を無視するタイプ。

第2のタイプは、相手の意見を全面的に受け入れて、自分の意見を全面的に変更するタイプ。

第3のタイプは、相手の意見と自分の意見を比較して、良いところは取り入れて自分の意見の妥当性を高めていくタイプです。

大学院の指導教授から、第3のタイプになるように指導されましたね。
何でも、企業の管理職が大学院に社会人入学すると第1のタイプが圧倒的に多く、その次は第2のタイプで、第3のタイプはほとんどいないそうです。

私は、幸運にも第3のタイプになることができましたが、第1のタイプの人が多いのには驚かされますね。

企業や官公庁、政治のトップは第1のタイプの人が多く、周りにイエスマンしかいなくなると、いわゆる「裸の王様」になりますね。

最近の安倍首相の発言や官房長官の会見を聞いていると、裸の王様がイエスマンの側近に囲まれて耳の痛い話は入ってこないのではと危惧しています。

かつての自民党には、河野洋平さん、野中広務さん、加藤紘一さんに代表されるリベラルな考え方持っている人いたのですが、最近はリベラル派がいなくなり、偏った意見を修正する機会がないのでしょうね。








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孤立の恐れ

2013-05-12 11:06:27 | Weblog
今朝のサンデーモーニングで、安倍政権の歴史認識と外交戦略が話題に登っていました。

安倍首相が村山談話、河野談話を踏襲しないという認識を示したことと靖国神社への閣僚参拝に対して韓国、中国が反発し、外交関係が実質上断絶しています。

アメリカの議会でも安倍首相の歴史認識に疑問の声が多く、戦争を正当化しようとしているのでは、占領政策を否定しようとしているのではないかとの危機感が高まっているようです。

アメリカの主要メディアも安倍首相の歴史認識が間違っているという論調が多く、政治家の中には、村山談話、河野談話を否定することは日本の孤立化を招くと警告している人もいます。

私も安倍首相とその側近の最近の動きに対して大きな懸念を感じています。

円安株高と支持率が高いことに慢心して、憲法9条改正、軍事費増額、国家による教育への介入等の国民を管理する方向への動きを加速しているのではないかと疑っています。

サンデーモーニングのコメンテーターも一様に、安倍首相の歴史認識が日本の孤立を招くのではないかと心配していました。

アジア諸国だけでなく、アメリカも疑問を持ち始めていることは深刻ですね。

アメリカは中国と危機的状況になることは望んでいないので、日本が右傾化していくとアメリカ議会から反発を受け、日本が孤立する恐れが出てきます。

韓国大統領がアメリカ議会で異例の日本批判をしたことは深刻に受け止めないといけません。

官房長官も安倍首相の発言を修正して、村山談話を全体として踏襲すると言っていましたが、侵略についても踏襲するのかという質問に対してはあいまいな回答をしていたので、侵略戦争ではないという本音は変わっていないんでしょう。

このままでは益々孤立するので、村山談話、河野談話を全て踏襲するというメッセージを早く出すべきです。

自分の談話を何年後かに出すと言っていましたが、それでは益々孤立化するだけです。

いい加減に祖父の亡霊から解放されて欲しいですね。







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大金星

2013-05-10 09:03:24 | Weblog
テニスのマドリード・オープンは9日にマドリードで男子シングルス3回戦が行われ、世界ランキング16位の第14シード、錦織圭選手が、連覇を狙った同2位の第2シード、ロジャー・フェデラーを6―4、1―6、6―2で破る番狂わせを演じ、ベスト8入りしました。

第1セットで唯一のブレークチャンスを生かして先取。
第2セットはフェデラーの前後の揺さぶりに苦しめられて落としたが、最終セットはストローク戦で圧倒しました。

2月に痛めた左脇腹痛の不安を感じさない力強いプレーが光りましたね。

錦織選手にとって4大大会優勝の最多記録保持者(17度)で長年世界ランキング1位(現在は2位)に君臨していたフェデラーは少年時代からあこがれの存在だったそうです。

憧れの選手に勝つというのはどのような感じなのでしょうか。

私も尊敬していた知的財産実務家の方から、「○○さんは特許実務家として一人前になりましたね」と言われた時の何とも言えない感動を思い出しました(錦織選手の感動とは比較にならないでしょうが)。

これでベスト8、準々決勝にも勝って、決勝へ進出して優勝して欲しいですね。

世界ランクも上がるでしょう。

世界水準の選手が出てきましたね。

これからが楽しみです。







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緑のカーテン

2013-05-09 09:06:40 | Weblog
今年もやります緑のカーテン。

今年で3回目になりますが、夏の暑い日差しを防ぎ、収穫も期待できるゴーヤの緑のカーテンは本当に優れものです。

ゴールデンウィーク明けに苗床の土を入れ替えて、緑のネットを張り、ゴーヤの苗を4本植えました。















緑のカーテン以外にも昨年好評だったトマト等の野菜も植えてみました。




今年の夏もエアコンの稼働を最少限にして節電に取り組みます。







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平成の鬼平逝く

2013-05-08 19:41:31 | Weblog
「平成の鬼平」「市民派弁護士」、数々の異名で知られた元日本弁護士連合会会長の中坊公平さん83際がお亡くなりになりました。

中坊公平さんは、1955年に発生した「森永ヒ素ミルク中毒事件」で被害者側の弁護団長を担い、森永乳業から恒久救済措置を引き出しました。

また、高齢者らが多額の資産を失った「豊田商事事件」でも同社の破産管財人として被害者救済に尽力し、計約120億円の配当にこぎつけました。

90年4月から2年間務めた日弁連会長時代には「市民に身近な司法」を掲げ、のちの裁判員制度につながる「国民の司法参加」などを柱とした司法改革宣言の採択に力を注ぎました。

中坊さんは、子供時代に受けた教育のためか、立身出世、勲章授与等が人生の目的であると考えていたようですが、この考えを決定的に変えたのが、「森永ヒ素ミルク中毒事件」です。

この事件で、被害者の苦しみに触れ、被害者の側に立って活動する弁護士を目指すという決意を新たにしたそうです。

立身出世や勲章を目指す生き方は間違っていると考えて、人生の方向性を変えました。
この瞬間から勲章とは無縁の人になりましたが、被害者に感謝されて一般市民の尊敬を集めることができたのですから、人生の成功者ですね。

勲章欲しさに見苦しい生き方をしたり、国会議事堂内に自分の銅像を立てることに執着している国会議員とは人間の質が大違いですね。

庶民の味方が、また一人世を去りました。

寂しくなりますね。








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