自分が一年前に書いたブログを、メールで送ってもらう設定にしてある。これを見ていると、藤の花が咲いたのは、昨年とほとんど変わりがない。当然といえばその通りだが、気象が異常でも、植物の成長や花の開花はそれほどの違いはないようだ。散歩道のちょっとした空き地にミントが生えている。新芽が勢いよく伸びはじめたので、先端の部分を三つほど摘んでくる。
水洗いしたミントをポットに入れて熱湯を注ぎ、蓋をして3分ほどおいておく。ミントの香りが部屋に広がっている。グラスに注ぐと、薄緑色のミントティーのできあがり。口に入れると心なし、リラックスした気分が味わえる。5年ほど前に、長年のサラリーマン生活に終止符を打ち、出勤から解放されたころ、近所の空き地でミントを見つけたときからの習慣だ。自分にとってこのお茶の香りは、開放感のシンボルである。
ミントティーには疲労回復、消化促進という効用が言われているが、自分にとってはゆったりとくつろいだ気分を味わうリラックス効果を第一にあげたい。ハーブが食生活に入ってくるようになってきた。バジルやルッコラの栽培も始めた。フレッシュバジルは、スパゲッティのトマトソースの香り付けに欠かせない。コリアンダーは娘から頼まれて去年から植えている。セージはベランダで、3年目の花が咲こうとしている。そろそろ、西側のベランダにゴーヤのグリーンカーテンを植える時期がきた。