今日は24節気の大寒。一年で一番寒くなる季節だ。近くの山には雪が降り、冬らしい景色を見せている。だが、気温は寒いとはいえ-2、-3℃ほどの最低気温で、いつもの年に比べるとやはり暖かい傾向にある。「消寒会」というのは、寒さをしのぐために、友人を招いて酒宴を催すことであるが、この冬ではこの言葉もあまりしっくりとは響いてこない。
門は寒流に対し、雪は山に満つ
という句があるように、大寒の光景が目前にやっとのことで展開された。友人と一献傾けたい気分ではあるが、趣味の会の新年会や、かつての級友が集う会があるくらいで、もうそんな会の楽しみも心から味わうことができなくなってきているような気がする。