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公園の池にカルガモが十数羽、秋の日差しを浴びて、のんびりと泳いでいた。時おり水中に頭をいれるのは、池の水草をとるためであろうか。公園の池に住み着いているカルガモは、人が寄ってきても恐れる風もなく悠々と泳いでいる。岸辺でカメラを向けると、餌がもらえると勘違いしたのか、すぐ近くに寄ってくるものもいる。カルガモは大和の軽ヶ池から起こった名と言われ、夏鴨とも呼ばれる。マガモは越冬を終えると北へ帰り、夏にはいなくなるからだ。
通常の鴨はわたり鳥で、秋に飛来し、河川や大きな沼で冬を過ごし、春になって北へ帰っていく。カルガモは留鳥で、環境のよい水辺を棲み処として、そこで繁殖する。よく夏に、小カモをつれて、道を渡る光景を見るが、カルガモの子育ての風景である。
軽鴨の水尾およぶ花藻の揺れあへり 登 基