常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

雪消

2019年02月21日 | 日記

雨水を過ぎて、毎日見る西の山が急に身近になった。凍てつく日には、どこか近寄りがたい、神々しいまでの白さを見せていたが、昨日、今日と、青味をおびて懐かしい里山の風情になった。今年は、そもそも積雪が少ない。月山の雪も少なく、例年の半分ほどという。昨日、日帰り温泉の顔なじみが、畑に出て草とりをした、と言っていた。根が動かないこの季節は、除草も楽にできるらしい。そろそろ、畑のことも気になるころだ。

風に聴く雪消山河の慟哭を 相馬 遷子


数日前に、妻がうらの空き地から、数個のフキノトウを採ってきた。味噌で炒めたバッケミソは春の香りであった。水仙などの草花の芽はまだか。いつも咲いている場所に出かけて観察する。雑草が、日を受けて、成長へ姿勢を改めているが、花の木や草は、一向に芽生えてくる様子はない。俳人の幻のなかにしか花はない。

幻の辛夷かがやく枯木中 角川 源義


スマホの時代になって、買い物の姿が変わっている。以前なら、新聞に折り込まれたチラシに買い得品が載っていたが、今はメルマガで、今日のお買い得品が送られてくる。週に4回ほどだが、本当に日常の買い回り品が、30%から50%の値段になっている。通信費が、これだけ安価で、だれもが使える時代ならでは利用法である。

コメント
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