常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

ブルーベリー

2019年02月26日 | 日記

ブルーベリーの苗を買って3年が経つ。最初の年は成長せず、つけた花は結実することなく、散ってしまった。昨年、妻が肥料を施したせいか、一気に成長した。主枝の脇に出た枝が、主を追い越し、1m近く伸びた。脇枝も密集して、その一本、一本に花芽らしきものを持っている。主枝の方にも、脇枝が出て込み合ってきた。ネットで剪定の仕方を調べると、時期は2月から3月にかけて、勢いのよい枝を残し、成長しない枝を払って整える、と書いてある。密集した部分をカットしたので、さっぱりとした姿になった。今年は、花のあとに、あの甘いブルーベリーの実を収穫できるだろうか。楽しみである。

 

2月は春がきざす。チャペルは「2月の園芸家」で、春のきざしを4つあげている。1芝生のなかに、ふくらんだ太い芽の先をニョキッと出す。2郵便配達夫が持ってくる園芸カタログ。3スノードロップ。はじめは土の中からそっとのぞいている、とがった頭にすぎない。4園芸道具を持って庭に飛び出していく、隣のあるじたち。日一日と、春の陽ざしが庭にふりそそぐと、これらの春のきざしは、園芸家の前に突然現れる。いや、突然というべきでない。彼らはそのきざしを、いまか、いまかと、庭のなかを常に観察している。そのきざしがあらわれる、ずいぶん前から。

コメント
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