ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

うっとりと熟れつつ

2008年10月26日 19時39分09秒 | 花・自然
今日は朝から、肌寒いしとしと雨。
気温もこの先どんどん肌寒くなるらしく、
先日、屋外でランチした日を最後に
一気に季節が動き始めたみたい。

近くの保育園の柿の木には
小ぶりだけど、たくさんの柿の実。
渋柿には見えないけれど、
食べられるのかしら。



今日は八木重吉の命日。
初めて出会った十代の頃から
彼の詩は、ずっと好き。
新聞ではこんな詩が紹介されていました。

  -果物-

  秋になると
  果物はなにもかも忘れてしまつて
  うつとりと実のつてゆくらしい
  
「うっとりと」実った大きな柿の実を5つ買って
この詩を思いながら、
その瑞々しい一つをいただきました。

コメント
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