ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

続・幸福の感度

2011年08月24日 22時11分00秒 | 社会
以前「幸福の感度」について書いたけど
美輪明宏さんの「花言葉」という本の中には
こんな明快な言葉がありました。

「苦しみを経験するから、
幸せが来た時、そのありがたみが分かる。
苦しむことは、
幸福感の感度を鍛えるための注射なのです。」

(苦労しているようには見えないけど、幸せそう)

なるほど、日本人の幸福の感度が低いのは
つまりは、苦労知らずということか。
確かに、ひもじさを知らなければ
食べ物のありがたさは分からないだろうし、
砂をかむような孤独を知らなければ、
人のありがたみも分からないだろうな。

とすれば、苦しみを知ることは
本当の幸福を知る、一番の近道なのかも。
苦しみや苦労にも、こんな大切な意味があるのだから
やっぱり人生には、無駄なものなんて
たぶん、ひとつもないんだなあ。
コメント
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