goo blog サービス終了のお知らせ 

ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

フランス絵画とロココの香り

2013年07月18日 22時36分00秒 | 音楽・アート
先日、展覧会をハシゴしました。
最初は、印象派を中心とした
ルノワールとフランス絵画傑作展
審美眼と潤沢な資金の両方を供えた
クラーク夫妻のコレクションなのだそう。
印象派大好き派ではない私でも
ルノワールやモネなど有名どころの
絵画の幸福な色合いは、目に心地良い。

その後、マリーアントワネット物語展
彼女にまつわる絵画や書簡だけでなく
彼女のポートレートに描かれたドレスが
王室御用達のテーラーやアトリエによって
繊細なレースまで緻密に再現されていて、
ベルバラ世代の私は一気に少女に戻って
華麗なロココの香りに、うっとり。



さらに楽しかったのは、あの時代に
マリーアントワネットが流行させた
ベル・プルと呼ばれる過剰に装飾的な
髪型の一つがカツラで再現されていて
それをかぶる体験がさせて貰えること。

頭の上に1m近い帆船の模型が乗っかった
巨大なカツラを人前でかぶるなんてこと、
いい年をして出来る訳がない・・・ことはない。
ここまできたらかぶらなければ、と
恥ずかしながらかぶりました、ほんの2度ほど。

(これは目元を画像修正した、私の前の方)

軽量化されたカツラでも殆ど首が動かせないから
さぞマリーアントワネットも肩がこったのでは。
心は少女に戻りながらも、体は現実に引き戻され
肩こり症の私にはマリーアントワネットは無理。
頭に帆船乗っけなくても仕事に行ける、
今の時代がやっぱりいいなあと思ったのでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする