昨夜の全日本選手権は見ごたえたっぷり。
あんなに小さかった宇野昌麿君が立派になって
2位に食い込む躍進を見せたのもさることながら
久しぶりに小塚君の端整で冴えた演技が復活。
誰が表彰台に上がるか、最後まで目が離せなくて。
そんな中、ゆづの演技はやっぱり、別次元。
「王者」の肩書きがすっかり板について
スケーティングも演技も、格段にうまくなり
従来からの体のキレやジャンプの芯の細さ、
しなやかさや華麗さに磨きがかかったみたい。
町田君の演技を「演劇的」とするなら、
ゆづの演技は、限りなく「音楽的」。
すべての動きが音楽に「乗って」というより、
音楽に「溶けて」、或いは「一体となって」
ゆづ自体が音楽を「奏でて」いるように滑る。
特に終盤の「マスカレード」は圧巻。
そしてゆづは、むしろ最初に転んだ時の方が
その後の演技が安定するから不思議。
逆境好きだから、転ぶことで追い込まれると
いつも以上の力が出るのだとは思うけれど
こっちはハラハラさせられて心臓に悪いったら。
それにしても、今季は名プログラムだなあ。
SPなんて、立ち姿がすでにレベル4だし、
フィナーレも、ずるいくらい美しすぎる。
FSも、私が好きでDVDも持っている、
映画「オペラ座の怪人」を使っている上、
その曲の編集が、抜群にセンスがいい。
それにゆづにしか出来ない高難度の構成と
華麗な振り付けが織り込まれているものだから。
どう見てもゆづは、クリスティーヌの恋人、
「貴公子ラウル」タイプなんだけど、
このプロでは、美しく魅力的なファントムに変身。
こんなファントムだったら、クリスティーヌは
ラウルを捨ててファントムに走ってしまうかも。
そんなファントムの完成型は2015年の楽しみにして、
世界選手権代表の発表を待つことにしよう。
あんなに小さかった宇野昌麿君が立派になって
2位に食い込む躍進を見せたのもさることながら
久しぶりに小塚君の端整で冴えた演技が復活。
誰が表彰台に上がるか、最後まで目が離せなくて。
そんな中、ゆづの演技はやっぱり、別次元。
「王者」の肩書きがすっかり板について
スケーティングも演技も、格段にうまくなり
従来からの体のキレやジャンプの芯の細さ、
しなやかさや華麗さに磨きがかかったみたい。
町田君の演技を「演劇的」とするなら、
ゆづの演技は、限りなく「音楽的」。
すべての動きが音楽に「乗って」というより、
音楽に「溶けて」、或いは「一体となって」
ゆづ自体が音楽を「奏でて」いるように滑る。
特に終盤の「マスカレード」は圧巻。
そしてゆづは、むしろ最初に転んだ時の方が
その後の演技が安定するから不思議。
逆境好きだから、転ぶことで追い込まれると
いつも以上の力が出るのだとは思うけれど
こっちはハラハラさせられて心臓に悪いったら。
それにしても、今季は名プログラムだなあ。
SPなんて、立ち姿がすでにレベル4だし、
フィナーレも、ずるいくらい美しすぎる。
FSも、私が好きでDVDも持っている、
映画「オペラ座の怪人」を使っている上、
その曲の編集が、抜群にセンスがいい。
それにゆづにしか出来ない高難度の構成と
華麗な振り付けが織り込まれているものだから。
どう見てもゆづは、クリスティーヌの恋人、
「貴公子ラウル」タイプなんだけど、
このプロでは、美しく魅力的なファントムに変身。
こんなファントムだったら、クリスティーヌは
ラウルを捨ててファントムに走ってしまうかも。
そんなファントムの完成型は2015年の楽しみにして、
世界選手権代表の発表を待つことにしよう。