ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

おかえり、羽生選手

2014年12月14日 22時09分00秒 | フィギュアスケート
昨夜といい今夜といい、とにかく幸せ。
グランプリファイナルでやっと、待ちに待った、
ゆづの素晴らしい演技を見ることが出来て。
優勝したことよりも、今季世界最高の点数よりも
とにかくSPもFSもこの素敵なプログラムを
ほぼノーミスで演じて見せてくれたこと、
ゆづらしい演技が戻ってきたことがうれしくて。

繊細で美しい旋律が、ステップやスピン、
指先からこぼれるような、流れるようなSP。
また、物狂おしさと切なさが入り混じり、
透明感のある独特のファントムを演じたFS。
スタミナ不足で最後に転ぶのも相変わらずだけど
ゆづが演じたかったのは、きっとこんな演技。
そして、わたしが見たかったのもこんな演技。



本当に色々なことがあって、色々言われたけど
技術面でも、表現力でも、メンタルでも、
ものすごく成長して、別次元に到達した感じ。
あの演技を見たら、もう誰も何も言えないはず。
これで本来の予定通り、後半にクアド入れたら
前人未到のプログラムになってしまうに違いない。

町田選手も無良選手も、ちょっと残念だったけど
日本男子フィギュア層は厚く、まだまだ楽しみ。
切磋琢磨して、さらに高みをめざしてくれるといいな。
そしてこの先も、ゆづにしか到達できない世界へ
わたしたちを連れて行ってくれるといいな。
選挙速報もどこへやら、素晴らしい演技の余韻に、
いつまでも浸っていたい至福の夜となりました。
コメント
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