ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

優しい人々

2010年08月15日 18時59分00秒 | 友人・仲間
この週末は、お盆らしく帰省してきました。
案の定、電車はものすごい混雑ぶり。
お盆の帰省には、気合と根性がいりますね。

今回は高校時代に通った街まで足を伸ばし、
アメリカから帰国している高校時代の友達と、
地元に残っている友達と3人で、再会のランチ。

卒業後長い時を経て、それぞれに違う道を歩んで
わたしなどは付き合いのいい方でもないのに
多忙なお盆に都合をつけて、こうして出てきてくれた。
本当に友達に恵まれているなあ、としみじみ。


(そして今日は、終戦記念日)

その後、実家で母と話している時にも言われた。
母が、わたしの幼なじみの友達に会うと
どの子も、にこにこ笑顔で話しかけてくれて、
私がどうしてるか、いつ帰るかと、聞いてくれると。
「あんたの友達は、なんていい子ばかりなんやろ」と。
ああ、それにくらべて、わたしったら。

ありがたさと、うれしさで心温まる一方・・・反省。
自分のことで、頭も時間もいっぱいにしてしまって、
友達が、わたしに寄せてくれる優しさの半分も
わたしは友達に、返せていなかったなあ。

会えた友達からも、会えなかった友達からも
何か今回、大切なものを教えてもらった気がする。
友達に限らず、わたしの周りにいる人たちは
今更ながら、本当に優しい人が多いなあ。

これはお盆に帰って来ていたご先祖さまが見兼ねて、
そっと気付かせてくれたこと、だったのかも。

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はかない隠居願望

2010年08月11日 21時19分00秒 | 趣味
あまり大きな声では言えないけれど
実はわたしには、以前から密かに隠居願望が。
仕事が厭な訳でも、この世が厭になった訳でも
逃避願望があるわけでもないのだけれど。
ただ、やりたいことが山ほどあるのに
時間があまりになさすぎて、それで。

先日もオペラのホールに向かう途中、
様々な演奏会やコンサートのチラシを受け取り
その中にはなんと、フォーレのレクイエムを歌う、
神戸の市民コーラスの、合唱団員募集のチラシも。
フォーレのレクイエム、歌ってみたーい!

それに時間があれば、書も習いたいし、
フランス語だってもっと力を入れたい。
短歌だってやってみたいし、写真も時間をかけたい。
それに神戸で開催されているホリヒロシさんの
人形の製作教室にだって、参加してみたい。
ベランダガーデニングももっとやりたいし、
以前やっていた茶道も、いつかは再開したい。

(立秋を過ぎ、朝のセミの勢いが少しずつ薄れてきています)

第九だって、一万人の第九だけじゃなくて、
もっともっと本格的に歌ってみたい。
読みたい本も、見たい映画もいっぱいあるし、
旅行したいところも、まだまだいっぱいある。
フランスに短期滞在なんていうのもいいなあ。

それから体力づくりにヨガや太極拳もやりたいし
メディテーションもやれるようになりたいな。
それに、何か社会貢献になるようなこともしたい。
お金だけじゃなくて、時間や労力も費やして。

隠居が無理なら、せめてわたしのクローンを2人。
1人は、ひとまず何らかの仕事を続けるため。
もう1人は、自分のやりたいことに没頭するため。
残る1人は、自分以外の誰かや何かに役立てるため。

でも、いざ本当にそれが実現できることになったら、
どのわたしも、それだけじゃつまらないと言い出しそう。
そして結局、3人でああだこうだと協議した挙句、
3分の1ずつやろう、ということになりそうだなあ。
やはり、今の形が一番しあわせ・・・なのかな。

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お盆・ラマダン

2010年08月08日 21時56分00秒 | 友人・仲間
世間ではお盆休みが始まったようだけど、
相変わらず、お盆もお正月もない職場。
毎日通勤するだけで、体力を消耗し、
仕事しながら体力を回復しているような感じ。

一方、うちのインドネシアのインターンさんは
間もなくラマダン(断食月)に入るらしい。
彼女を通じて初めて知ったのだけれど、
日の出から日没までの間、食べないだけでなく
一滴の水分も取ってはいけないのだって。
この季節にそれはつらいのを通り越して、
危険なのでは、と皆で心配していて。

日本はインドネシアより日の出が早く
日没が遅いから、ちょっとつらいのだとか。
でも彼女の友人がスウェーデンにいるそうで、
白夜が終わったばかりのかの国では現在、
日の出が4時半くらい、日没が9時半くらいで
「死んでしまうよ~」と叫んでいたらしい。
空腹も、喉の渇きもあまりガマン出来ない私なら
ラマダンの間だけ、帰省しちゃうかも。

(昨日は淀川の花火大会をベランダから楽しみました)

彼女はヒジャブと呼ばれるスカーフで髪を覆い、
この暑さの中でも、毎日長袖、長ズボン、
職場でも、日に数度のお祈りを欠かさず、
ラマダンも守る、敬虔なイスラム教徒だけれど、
刺繍やビーズ、レース飾りのついた可愛いヒジャブは
毎日お洋服とコーディネイトして、実におしゃれ。
一体何枚持っているの、と聞いたくらい数も豊富で。

カラオケが好きで、福山雅治と甘いものが大好きな、
いたって普通のチャーミングな女の子。
彼女のおかげで、イスラム文化が身近なものになりました。
その彼女がラマダンを元気に乗り切れるよう、
少しは涼しくなってくれることを祈るばかり。

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若者フランス語

2010年08月04日 23時42分00秒 | フランス語
日本でも十代の子たちが使う若者言葉は
殆ど分からないものが多いけれど
それはフランスでも同じらしい。

親(parents)のことはremps、
警察(policier)のことはkeuf、
女性(femme/fille)はmeufだって。
「変な」(bizarre)はzarbi。もっと変だよ~。

それよりも驚いたのは、メールで使われる言葉。
B2の勉強をしている中で出くわしたのだけど、
最初はどうしても、暗号としか思えなくて。

”J tapl 2m1”は「明日電話するね」
(Je t’appelle demain.)
”Koi29 Tuve pa kon svoi ?”
さあて、これは何だと思います?
解答を思いついた方は、奮ってコメントへどうぞ。

(木漏れ日が涼しげに揺れる夏の日)

でもこれらは日常生活では、割と使うんですって。
フランス語を勉強してフランスへ行っても
実際に目や耳にするのは、こういう言葉が多くて
知人同士の会話などで、戸惑うことも多いのだとか。
きちんとしたフランス語もマスターしてないのに
勘弁してほしいなあ、まったく。

でも日本でも、友達や家族と話す時に
「これは~です」「お元気ですか」なんて言わないから
どこでも同じ、と言われてしまえばその通りなのだけど。

コメント (3)
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