ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

東山の紅葉の名所「永観堂」。ミモロの朝のお散歩・・・「もう、すぐキレイに色づくねー」

2013-11-02 | 自然

南禅寺から、北に続く鹿ヶ谷通を進み、野村美術館の前を通り、さらに進むと「永観堂」のある禅林寺の境内へと導かれます。
「わー枝の先が紅葉してる…」楓の紅葉は、枝の先から、幹へと進みます。「全部が、真っ赤もきれいだけど、赤や黄色、緑が混じっている時も、変化が感じられて美しい…」そう、日本人は、この自然の移り変わりにも、趣を感じるのです。和菓子も、秋のはじめと、紅葉の盛りは、色が微妙に異なるもの。ミモロも日本のネコなので、そういうことに敏感なのです。

「永観堂」とよばれるのは、浄土宗西山禅林寺派の総本山の無量寿院禅林寺(むしょうじゅいんぜんりんじ)のこと。御本尊は、阿弥陀如来さま。七世の永観(ようかん)の時代に、御本尊を大日如来から阿弥陀如来に変更。浄土念仏の道場に。十七世のときに、真言宗から浄土宗に改宗したお寺です。御本尊の阿弥陀如来立像は、「みかえり阿弥陀」と呼ばれ、振り返った姿をしている珍しい阿弥陀様です。救う人を取りこぼしていないか、振り返っている姿とも言われます。

ミモロの朝のお散歩は、8時前なので、まだここもお庭には、入れません。
ミモロは、竹の柵によじ登って、中の様子を覗きます。

紅葉の時期は、参拝者が大勢訪れるお寺も、朝は誰もいない静寂の時間が流れます。
「気持ちいいねぇー。朝の空気は、ちょっと冷たけど、しっとりしていい感じ…」と、思わず深呼吸。
枝先を赤く染めた楓も、朝の陽光に照らされ、その色をいっそう美しく…。「紅葉の盛りは、一体どんなにキレイなんだろ…」
やはり、ここでも門のそばに紅葉の写真ポスターが。「すごくキレイみたい…今年はぜひ見に来よう…」と。

ライトアップもあります。温かいかっこで、ぜひ…。

さぁ、そろそろ朝ご飯食べにかえりましょ…うん!と、ミモロは、お家のある疏水そばを目指します。
途中、動物園の前の並木道を通ります。
「わー前来た時より、赤くなってる…」緑の色より、もう黄色や赤の方が目立つようになりました。「あ、赤い葉っぱ…」

「ほら、こんなにたくさん落ちてるよー。もう秋が、いっぱい…」

3回目になる京都の秋…。季節の移り変わりの速さを感じずにはいられません。

「落ち葉集めて、焼き芋やりたいー」と、その目的で、落ち葉集めてたの?でも、ここでたき火はできません。どこかでまた焼き芋、買ってあげるねー。「うん!絶対だよー」と、集めた落ち葉をパーッと飛ばして、元気よく家へと歩きはじめました。

*「永観堂」の詳しい情報は、ホームページで

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コメント (3)
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