日に日に、秋が深まる京都・・・ミモロの住む京都岡崎エリアの紅葉も進んでいます。
週末は、近所の南禅寺、永観堂、真如堂、金戒光明寺など、紅葉の名所は、すでに多くの観光客が訪れて、いつもより賑やかに…。
そんな秋のある日、ミモロは、お友達からお電話を頂きました。
「ミモロちゃん、できたよー!気に入ってくれるといいんだけど…」と。実は、そのお友達は、革の小物づくりがお得意。そこで、以前、会った時に・・・
「あのねー。ミモロ、お買い物やお勉強に行くときのバッグ欲しいなぁ…」と、さりげなくリクエストしていたのです。「じゃ、ミモロちゃんのために、ちょっと作ってみるねー」と言ってくれて、そのバッグが完成した連絡です。
「キャーできたんだって・・・どんなのかなぁーワクワク」と、胸踊らせて、待ち合わせの場所へ。
「はい、どうぞ…」ピンクの紙袋を渡されました。
「ありがとう…」どんなのかぁーとさっそく袋を覗きます。
「わースゴイ・・」
ミモロ、ひとりで見てないで、見せてー!
袋の中には、小さな革製のトートバッグが…「わー本格的なバッグだよー」と、そのバッグに見惚れています。
このバッグは、お友達が持っているバッグの縮小版。型紙も、大きなバッグのものを、縦横4分の1に正確に縮小。つまり、バッグの面は、16分の1のサイズに。横のマチの部分も縮小されていますから、容積からすると、なんと64分の1の大きさになります。
バッグの縁を内側に曲げるために、革の縁の部分を薄く加工したり、また、ミモロの腕に合うように、細い持ち手を作り、それをバッグに縫い付ける部分など、本当に細かい作業です。
「持ち手の部分を作るのは、大変だったんだよー。何しろ、ミモロちゃんが小さいから…」と。お友達は、がっしりとした体格で、指だって、細くありません。「自分のバッグ作るより、大変だった…」とおっしゃるのが、よくわかります。
ステッチは、サドルステッチでしっかりと。まさに本格的な革のトートバッグです。
「ほら、ピッタリ…ありがとう…」「ミモロのために、こんなステキなバッグ作ってくれて…」と、感激で目がうるんでいます。
バッグを持って、歩き回るミモロ。うれしくてジッとしていられない様子です。
「あのーこれ…」と、大好きなマドレーヌをお友達にプレゼント。
「バッグに何かいれたいなー」と、プレゼントしたマドレーヌを一個入れてもらいました。
結局、自分が食べちゃうの?
お友達にお礼の心でプレゼントしたマドレーヌを、ちゃっかり自分も食べながら、バッグづくりのお話などに花が咲きます。
「この革は、使うほどに味わいがでるんですよー」と。「うん、ずっと大事に使うねー」と、大切そうに抱えます。
マドレーヌを食べ終わって、「じゃ、これから、紅葉を見に行って来まーす」と。
お気に入りの赤いベレー帽とリュック、そして新しいトートバッグで、秋のお出掛けファッションもバッチリ!
リュックとベレー帽は、手づくり市に出品されているクラフト作家さんの作品。
京都に暮らしているから、こんな素敵なものを作ってもらえるのだと…。
ものづくりをする人の数は、きっととても多いのです。それは、手づくり市をはじめ、さまざまなイベントで、作品を発表できる機会の多さも、クラフト作家さんを育てる環境に。
「京都に来て、すごくいろんなものが増えちゃったーうれしい…」ミモロの宝箱には、次々にお気に入りのものが増えています。
もちろん、お洋服も増え、すでに30着を越えています。お気づきかと思いますが、最近ミモロは、赤いチェックのスカートをはいています。秋になり、いつものコットン素材からウール素材の洋服に。
このスカートは、この秋のミモロのお気に入りのスタイルです。
ほかに、もう一着こちらは、少し大人の雰囲気?
黄色がポイントカラーのウールのスカート。ミモロのスカートを作ったハギレ(こちらの方が分量は多い)で、マフラーを作りました。
京都の紅葉の名所では、ライトアップも始まり、夜の紅葉見物も楽しみに…。
でも、夜は、かなり冷えるので、くれぐれも温かい服装で…。
また、紅葉の情報をリポートします。お楽しみに…。
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