「やっぱりここも、行っとかなくちゃー」と、夕方近く、トコトコと出かけたのは、南禅寺のそばにある浄土宗西山禅林寺派総本山の「永観堂 禅林寺」です。
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「うわーすごーい、真っ赤だよー」と、思わず感激の声を…。
ここは、京都で屈指の紅葉の名所のひとつ。「平安神宮」からも徒歩15分ほどという交通の便の良さから、連日、大勢の観光客が押し寄せています。大型バスも次々に、そのため、南禅寺周辺は、大渋滞。「こんなに人がいると思わなかったー」と、ビックリ。
まずは、お庭の散策へ。
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そもそも「永観堂」は、平安時代初期、弘法大師の弟子真紹僧都により創建された真言密教の道場として始まりますその後、永観律師から、真言密教と浄土教寺院に。さらに静遍僧都から、浄土宗の寺院になり、現在へ。
また、ここには、長谷川等伯らによる襖絵をはじめ、秀吉の肖像画など、多くの文化財が展示され、紅葉以外にも見どころが多いお寺。でも、やはり、今は、文化財より、つい紅葉の方に心が惹かれてしまいます。「今度、またゆっくり見ようねー」と、ミモロは、足早や展示スペースを抜けて、庭へ。
室町時代に建立された書院造の方丈の「釈迦堂」。その前には、天皇の勅使を迎えた「唐門」が立っています。
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門の格子の部分には、外の紅葉が映り、この時期だけ、赤い窓のように見えます。
「阿弥陀堂」の縁からは、山の斜面を彩る木々が眺められます。
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ミモロは、お堂の回りを歩きは、止まり、「あ、ここもキレイ…」と、周囲の秋の景色に見惚れます。
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「永観堂」は、御本尊の「みかえり阿弥陀」も有名。永保2年(1082)2月25日の夜明けごろ、阿弥陀堂で念仏行に励む永観律師を励ますように、ふりかえられた阿弥陀さま。そのお姿を映した阿弥陀立像は、穏やかな微笑みを浮かべ、首は左にむけていることから「みかえり阿弥陀」と呼ばれます。
阿弥陀堂内は、撮影禁止なので、「あのねーこんな感じー」
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阿弥陀堂は、慶長12年に大阪から移築されたものだとか。柱などに極彩色の見事な装飾が。
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山の中腹には、「多宝塔」という二重塔が聳えます。「行ってみようー」と階段を昇り始めたミモロです。
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階段を上がり、多宝塔に到着。
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京都の町が一望できる多宝塔。「ミモロのお家の方向だー」近くの「京都市美術館」の緑の屋根が色づいた木々の間に見えました。
やがて、西山に陽が沈み始めます。京都の町が、紅葉に注ぐ夕陽で、いっそう赤みを帯びて見えます。そしてミモロの体も…。
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「感激しちゃう景色だねー。夕方に来てよかったー」
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*「永観堂」の詳しい情報は、ホームページで。17:30以降は、ライトアップタイムに。幻想的な景色が展開。
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