「ミモロちゃん、『白龍園』っていう、紅葉がすごく美しいお庭が鞍馬にあるんだけど…行ったことある?」と、ある日お友達に聞かれたミモロ。そこは、昨年秋から1日100名限定で一般公開されたプライベートな庭園です。


所有・管理するのは、京都市内に本社のある、大正12年創業の子供服メーカーの青野株式会社。まさに知る人ぞ知る庭園なのです。
「わー行きたい~」とミモロ。今回、お友達のご紹介で特別に拝見することに…。
鞍馬に続く叡山電鉄の二ノ瀬駅の近くにある「白龍園」。到着したミモロを青野雅行社長が迎えてくださいました。
「いらっしゃいませーミモロちゃん。ブログでいろいろ京都のこと紹介してくれてるんだってー」

さっそく園内をご一緒に進むことに…。
「ここは、60年ほど前に、縁あって、所有することになった山。はじめは竹藪や雑木が茂る山で、地元の人に聞くと、スゴイ山を購入したと言われました。スゴイとは、100年以上手つかずの荒れ放題の山で、実は、ここには、昔、神社があったそう。その神さまへの畏敬の念を地元の人たちは抱いていたんだと…。そこで、まずは、その神社をきちんとしなくては、ということで、山の整備が始まりました。僕も子供の頃、石を運ばされたもんです…」と。「へぇー元々はお庭が目的じゃなかったんだー」
そこで、ミモロも最初に、お山に鎮座する神社に参拝することに。





「ここは、50年かけて、少しずつ作った庭園です」と、手つかずの山だった時代からここを管理する水相さん。

「上の方は、紅葉がキレイですから、行ってみてください」と。ミモロは、山へと、石段と山道を登ります。



「あ、紅葉…」ふと足を止めて見上げると、黄色と赤の葉が風に揺れていました。
山腹にある「福寿亭」

さて、ミモロが、次に向かったのは、少し下がったところにある「鶯亭」。


燃えるような紅葉を前に、立ち尽くすミモロです。



「楓や桜もいいんですが、庭好きの人には、苔が魅力だそう」と、青野さん。



園内には、一面苔が、緑の絨毯のように…。フワフワの苔を痛めないように、入場者数を制限しているそう。

ミモロ、何しているの?

お庭を拝見したミモロは、向かい側にある茶店「河花荘」へ。



「はい、お茶券…ぜんざいお願いします」


築100年以上という茶店は、昔からの趣を残した造り。囲炉裏のそばでいただく善哉に、心も体も温まるよう。
*「白龍園」の拝観に関しては、「叡山電鉄」のホームページから。どうぞ… *前売り券なし、当日券のみ 販売は、出町柳駅のみ。

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