二条新町通上ルにある「染工房高橋徳」の1階に、クラフト作家さんたちの作品展を年に数回行う「ショップ&ギャラリーYDS」があります。ミモロは、いつもご案内をいただくと「今度は、どんな作品が見られるんだろ?」と楽しみに出かけます。


「ディレクターの高橋周也さんが企画するクラフトの作品展、いつも、すごくセンスが良くて、洗練されたものばかりなんだー」と、ミモロの好みにもピッタリのよう。
今年最後となる作品展は、木工作家の富井貴志さんと紙の作品を手がけるハタノワタルさんのおふたりによるもの。

今回、ミモロが伺った時に、いらした富井貴志さんの作品をご紹介します。



「これもいいなぁーシンプルでフォルムが美しい~」と、次々に作品を見て行きます。
富井貴志さんは、新潟県の出身。


「普段使いの器です…」とサラリとおっしゃる富井さん。栗、メープルなどをオイルや漆を仕上げた器です。「自分が使いたいものを作ってるんです」。いろいろなシーンを思い浮かべ、その場に似合う器が、生まれます。


「木のスプーン大好き…口当たりが、優しくて、熱いものも冷たいものを食べやすいんだもの…」
「あ、これ木の箱?」

「どうやって作ったんだろ?」と首を傾げるミモロです。
富井さんは、木をくりぬいたり、ろくろを使ったり、また、箱は、指物でも作られるそう。

「木の器って、使うほどに味わいが出るんだよねー」と、ミモロもいくつか木の器を愛用。
木は、熱伝導率が低いため、温かい汁ものやご飯など、陶器の器より、保温性に優れています。
「手で持っても、熱くないもの…落としても、割れないし…」もちろん時には欠けることはありますが…。
ギャラリーの中ほどのオープンスペースにも作品が置かれています。

「カワイイ?」


「これにお菓子のせたら、きっともっと美味しそうに見えるかも…」そういいながら、じっと器を見つめるミモロでした。

*富井貴志さんの作品などに関する詳しい情報は、ホームページから。
*「ショップ&ギャラリーYDS」での「穏やかなとき 木・富井貴志 紙・ハラノワタル」の作品展は、12月1日まで
11:00~18:00(最終日17:00)です。

人気ブログランキングへ
ブログを見たら、金魚をクリックしてね。ミモロより