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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

蛇と鏡餅

2013-01-08 20:03:30 | 歴史
「鏡餅」を <どくろを巻く蛇の造形> と説く人(吉野裕子著「蛇 日本の蛇信仰」)がいる。
古代日本には、脱皮を繰り返し新生するする蛇を畏(おそ)れ、信仰の対象としていたと言うのです。鏡餅は「蛇神信仰の変わり身」ということらしい。
正月に入り、鏡餅にヘビの頭部を付けて、さらに尾をつけた鏡餅の造形を見たが、鏡餅の部分がろくろを巻いた部分にぴったりで、上手に作ったもの(ヘビ)だと思ったが、蛇の姿が鏡餅に変身した姿であった。
十二支の中に蛇が入ってるのはなぜかなどと考えるとさっぱり理解できなかったが、「蛇神としての信仰」があったとしたら十二支に含まれるのも理解が進むのであった。
ヘビに「再生と不死」を祈る週間は世界各地にあるという。縁起の良いヘビ年を今年も有意義に過ごしたいと思うものである。