雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

虹と雪のバラード 河邨文一郎作詞

2013-01-28 10:24:54 | 紹介
 「虹と雪のバラード」
虹の地平をあゆみ出て
影たちが近付く 手をとりあって
町ができる 美しい町が
あふれる旗、叫び、そして唄
ぼくらは叫ぶ あふれる夢に
あの星たちのあいだに眠っている
北の空に
きみの名を呼ぶ オリンピックと

雪の炎にゆらめいて
影たちが飛び去る ナイフのように
空がのこる まっ青な空が
あれは夢? 力?それとも恋
ぼくらは書く いのちのかぎり
いま太陽の真下に
生まれかわる札幌の地に
きみの名を書く オリンピックと

生まれかわるサッポロの地に
きみの名を書く オリンピックと 

「虹と雪のバラード」は、今でも懐かしく聞き歌われる歌です。心に残り、札幌冬季オリンピックが思い出されます。作曲は村井邦彦さん、当時札幌医大教授で、現代詩人の河邨(かわむら)文一郎さんが作詞し歌が完成します。
手稲の駅舎は今では新しくなりましたが、私が手稲の稲雲高校に通勤していた当時、まだ古い駅舎(軽川駅=がるがわ駅)が駅横に残されており食堂や喫茶店として使われていました。勤めて2年目の時にこの旧駅舎を取り壊すことになり、お別れの会が手稲街の仲間たちにより企画され開かれました。
その時、この歌の作詞者の河邨文一郎(1917~2004年)さんも自主的に来られ、この歌を参加者一同で唄いました。
あの方が作詞されたのだと感激したものでした。その後何年かして河邨さんが亡くなられたとニュースで報道されました。