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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

タンチョウ 丹頂の魅力

2013-01-27 11:58:14 | 
「丹頂」の丹(たん)とは赤色の事で、頭頂が赤いところから丹頂(タンチョウ)と名付けられています。この赤い部分には羽毛は生えていず、皮膚が裸出しています。呼び方は正式には「タンチョウ」で、俗にタンチョウズルと言ったりしている人もいますが正式な名ではありません。
この赤い部分は雄雌で大きさが違います。雄の方が大きくて、繁殖期には大きく盛り上がります。
一度訪れて見ますと、タンチョウの美しさに見とれ、はまる人が多くいます。毎年すべてのボーナスやすべての年休を費やしてタンチョウに会いに来るカメラマンがいるのはタンチョウの美しさにはまったことによるものです。タンチョウのえさ場にはカメラの砲列が並んでいて、皆がタンチョウの魅力にとりつかれています。どのカメラも高そうな望遠レンズを付けたカメラばかりです。
タンチョウについて、今年新たに問題として提議されている事があります。冬のえさ場に集中するタンチョウに対する心配です。もし鳥インフルエンザが起った場合、タンチョウが全滅する事か考えられ、今後はえさ場の分散の必要性がとなえられています。近々その対策が企てられていくことになることでしょう。

湿原の冬モヤの中のタンチョウの写真を見る機会がよくありますが、自分もその場で写真を撮って見たいものだと思います。