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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

稲作 豊かな心 稲穂実る水田

2014-09-18 21:34:28 | 

稲穂たるる水田 心の豊さを得る

昔、北海道では米は作れませんでした。稲作が北海道の気候に合わなかったからなのです。

開拓当時、人の幸福は「死ぬ時は畳の上で死ぬ。そしてお米のご飯を食べて死ぬ。」と云うのが最低の願いでした。開拓当時はそれはお米は貴重すぎるほどの物でしたので、いつもの生活には米は少ししか食べれませんでした。

米は北海道の気候に合わなかったので、稲作禁止令なども出されたとか聞きます。それでもお米に憧れていた(執着していた)開拓者たちは工夫の末にお米をこっそり作ったのだそうです。

中学時代農家の子の友の弁当をそおっと覗くと麦飯で黒色をしていました。米の貴重さの話を聞いて大きくなったカムイラピットは当時から水田地帯にあこがれていました。それも網走管内の畑作地帯で大きくなりましたので、当時は、水田のある風景は見た事がありません。

たわわに実る稲穂、これこそ豊かさの象徴です。

先日サッポロの北隣の町「当別町」を通りましたら稲が穂をたれていました。黄金色の水田は魅力があります。昔から憧れの水田風景に豊さを感じたのです。里山の原風景がそこにはあるように思われます。この頃ではテレビで各地の稲刈りの様子が放送される季節となり、秋も深まってきています。

北海道の米は近年とても美味いと言われる様になりました。品種改良により北海道でも良いお米が作られる様になったのです。また一つには気候が温暖化し米作りにも北海道が適しているともいいます。

 

北海道のどの米も今では人気が有りますが、我が家で食べているのは「ユメピリカ」です。このお米は味よし、粘り良しというので一番人気米です。

里帰りした教え子がお土産にと考えた品物がお米で、それも「ユメピリカ」でした。           我が家では数年前から契約農家さんからのユメピリカを食べています。北海道米の人気が出る前は秋田小町、コシヒカリなど食べていましたが、今では道産米(ユメピリカ)を食しています。

人の話を聞くと玄米を食べるのが健康に良いとか、5分つきが健康によいと言われ、我が家でも健康のために5分つき米にしています。

男の子二人と4人暮らしの時はお米の量も多かったのですが、今は2人暮らしなので1ヶ月5㌔もあれば間に合います。

町内会のおみやげにお米を戴いて5分つき米の合間に食べたのですが、口あたりの良し悪しは精米した米の方が数段良いのですが、健康のことも考えて5分つき米ご飯の生活です。

今日(9月19日)新聞織り込みのチラシにお米の広告がありました。「ななつぼし 10㌔一袋 2680円」「ゆめぴりか 5㌔・1袋 1780円」「おぼろづき 10㌔ 1袋 2780円」これは消費税は入っていない金額です。