雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

健康寿命 下位の北海道

2014-09-19 19:59:08 | 自然

自分の事は自分でできる これぞ「健康寿命」

健康寿命の都道府県順位(2010年)によると、男性の一位は愛知県で71.74才、女性の一位は静岡県の75.32才だそうです。

健康で自分の生活が自分で出来る年齢が男性が71才、女性が75才とすると、その年齢になることを考えるとそれぞれがあと何年も無い事に気づきます。

健康寿命を考えると健康寿命を超して現在健康であれば、これは我が人生において徳をしたと考えるべきものなのです。

北海道の順位は都道府県中で男子は32位70.03才。女子は34位で73.19才で、健康寿命が低い所に位置しています。

自然に恵まれた土地に生活する北海道人の健康寿命が低いのは理解しがたい事です。植物から得られたエネルギーを受けているはずなのに長生き出来ないはずはないのにと考えさせられます。

静岡県の男性の健康寿命は全国2位で女子とともに高いのは、魚や野菜、果物など地場の食材が豊富で食生活が豊かであること。コレステロールを下げる効果のあるカテキンを含む緑茶の摂取量が全国平均の2倍と高い事。高齢者の就業の高さからくる生甲斐の実感などがあげられています。

植物エネルギー、植物から与えられる生命力だけでは健康寿命はなかなかのびないようなのです。ですが植物に多く接する事が出来る人は経済的に豊かな人は食事の面、衛生的な面に気おつける余裕のある人ですからおのずから健康寿命は高くなると云えましょう。

北海道が下位なのは、喫煙率の高さ、冬場の運動が下がること、高齢者の就業率が低い事などが関係しているのでは、と東北大学大学院医学系研究科の辻一郎教授(公衆衛生学)が述べられています。