我が家の車のバッテリーの寿命が来て、昨朝は札幌駅までラビ妻を送ることができず、ハイヤーを使わせました。
バッテリー交換のために自動車会社に行くと、ご一緒した席の方と話すことになりました。我が家のテレビが昨年暮れ壊れた話をしましたら、テレビ番組の話となり、我が家ではNHKが主ですと話したら、その方は民間しか見ません、テレビの視聴料も払いたくないとも言います。
NHKの6日に放送されたテレビでは、中身のある放送がありました。昨年世界を震撼させた「エボラ出血熱」のドキュメント放送に驚きを隠せませんでした。
アフリカのクボンドゥ村にエボラ出血熱が発症しました。下痢、嘔吐、脳、内臓を破壊し、50度Cに体温が上がりました。当時は特効薬もなく、死人に触り死を悼む風習があったことから瞬く間に西アフリカに広がり、死者が1万1千人に及んだと言います。
カーン医師が病気が広がるのを懸念、いろいろな機関に働きかけたが聞き入れられないまま時は過ぎ、交通基線沿いに瞬く間に広がりました。その中間都市のケネマの病院では患者で満杯となり、通路の地面などで治療を受ける患者が多く居ました。薬投与も助かる者と、治療しても無駄な者の選別までしなくてはなりませんでした。
1ケ月経ち3人の看護師が亡くなりました。一人の看護師の治療中、カーン医師がエボラにかかり、66日目に亡くなります。エボラは交通基線の港町の人口100万都市フリータウンにまでも移り、一気にエボラにかかった人が急増、「感染爆発」が起こり、ギニア、リベリアにも広がりました。
カーン医師の訴えていた最初の発生時に政府が対応していれば、感染爆発には至らなかったことであろうとしています。
医師と看護師37人が死にましたが、カーン医師がエボラのサンプルを送っていた地で、後にワクチンが開発されました。
エボラは終息したとはいえ、エボラの脅威は消えず、西アフリカへの行き来は滞ったままです。
エボラ出血熱が起こった原因について、蝙蝠の画面が何秒か出ていたので、蝙蝠を食していて、ここから発生したと思われます。
そして、今更に超警戒されている病気は、「ジカ熱」です。アフリカのウガンダの「ジカの森」から発症したので「ジカ熱」と言うらしいのですが、南米の地に瞬く間に広がり、警戒されています。今年、リオノカーニバルやブラジルで開かれるオリンピックがあり、世界の人が多くブラジルに集まることから、特に警戒がされています。
多くの街でジカ熱が広がらない様にカーニバルを取りやめる街もあると報じています。
妊婦がジカ熱にかかると、小頭症の子が生まれるので、蚊に刺されない工夫が必要と言われます。
ジカ熱の事についてはまた書くことがあるでしょう。