「メロンくまって 気持ち悪い だが大人気」
夕張に行った折、メロン熊の土産物に出会いました。夕張と言えばメロンで知られる町なのですが、いろいろ工夫をこらした物が売られていました。
店には「大きなメロンくま」が飾られていて、あらあら気持ち悪い物が夕張のキャラクター(マスコット人形)になってしまっているわい、と思ったのです。何せ可愛くもなく、見た目には、ただだ気持ち悪いのです。
あまりにも気持ちが悪く、写真を撮る気にもなれないで、観光物産館と別れました。
そして、今年の札幌雪まつり会場で、大通りの雪像舞台上の実物のメロンくまを見たのです。やはり良い気分ではありませんでしたが、動きを見ていると意外に面白いのです。
よくテレビで言っていたのですが、思いの他にメロンくまのキャラクターが人気ランク上位なのだ言うのですが、動きを添えるとナールほど面白いと思えたのです。
離れた場所で最初は見ていたのですが、もう寒くなってきたので帰ることにして友人と帰り始めたのですが、その道にメロ熊が突然出没したのです。人もたかって歓声も上がります。
あれあれ、動きを見ていると意外に面白く、女性の笑いや気勢が聞こえるのです。気持ち悪さが、人を引き付けてそれが喜びに変わるのです。
これは、身近に動きを見ているとマスコットとしての人気度の高さを思い知らされました。突然に女性に襲い掛かったり、噛みついたり、追っかけたりと面白く動くのです。
恐ろしさ半分、気持ち悪さ半分、おおくの女性が記念にと一緒に写真を撮っていたのです。しばし立ち止まり眺めてしまいました。
メロンくまの偏見が一気にとけた瞬間でした。
しんから可愛らしいマスコットはいますが、気持ち悪いキャラクターも人気があるのはおもしろい現象ですね。