12月15日。
パリ4日目は、ホテルからバスでベルサイユ迄行き、ベルサイユ宮殿見学。その後バスでモンマルトルまで行ってモンマルトル観光。一旦地下鉄でホテルに戻った後、またバスでブーローニュの森にあるミシュランガイド星付きのレストランで食事という、盛りだくさんなスケジュールです。
ベルサイユ宮殿に到着し、まずは王宮広場入り口で記念撮影。
贅をつくした宮殿内の装飾の中でも、当時のまま残されたシャンデリアの豪華さが一際目を引きました。
王宮広場にはオリンピックの開会式でセーヌ川を駆け抜けた金属製の馬「ゼウス」が展示されていました。とても美しくて素敵!
宮殿を抜けて庭園へ。美しく作られた庭園で王侯貴族たちが着飾って優雅に散歩していた場所です。
私は昔、庭園に降りて噴水を眺めたり、脇の森の奥に入って歩くのが好きだった記憶があるのですが、そういう味わい方は一日がかりの訪問でないと無理ですね、ちょっと残念!
ベルサイユ宮殿見学を終えて、バスでモンマルトルへ。
ケーブルカーで丘を登って、テルトル広場のカフェでホットサンドとデザートのランチ。
昼食後はサクレ・クール聖堂見学。聖堂内の静けさと美しいモザイク像や騎馬像が心を落ち着かせてくれました。
聖堂下の階段に黒猫を肩に乗せたアコーディオン弾きがいたり、テルトル広場には似顔絵描きがいたりと(昔Y子が似顔絵を描いてもらったことを思い出しました)、昔と変わらない活気があって、そこに居るだけで楽し~い!
ユトリロやピカソが集った「オ・ラパン・アジル」、ゴッホが「モンマルトルのガンゲット」で描いたレストラン「オーベルジュ・ド・ラ・ポンヌ・フランケット」、ルノワールの作品の舞台となった「ムーラン・ドラ・ギャレット」の赤い風車など、若い芸術家たちが集った時代の雰囲気がそのまま残っています。
思い切り派手な外装のムーランルージュ。昔長女夫婦とフレンチカンカン見に行ったな~。
沢山の思い出が蘇ったモンマルトル観光を終え、地下鉄でホテル最寄り駅に戻り、駅から地上に出たら、サンタクロース姿のバイク族が長い列を作って疾走していました。後でネットで調べたら、ある有名なYouTuberが主催するクリスマスチャリティ・イベントで、参加費を病院に入院している子供たちにプレゼントするという企画だったようです。
ホテルに戻って小休止後、気合を入れてドレスアップし?ミシュランガイド星付きレストラン「ラ・グランド・カスケード」へ。
メニューは、アントレがセロリとパルメザンチーズ入りマカロニ、黒トリュフとフォアグラのソース。長いマカロニが不思議な感じですが、とても美味しかったです!
メインはローストビーフ、ポメアンナというジャガイモ料理、クレソンのオリーブ炒めの付け合わせ。これも見た目も美しくとても美味しかったです。
デザートはパヴロヴァ(写真撮り忘れ)。
料理は全て極上の美味しさで、成程ミシェランガイド星付きと納得でしたが、入り口でコートを受け取らなかったり、中々ワインが来ない人がいたりと、サービスは正直イマイチでした。
忙しくも絢爛豪華な、沢山の思い出とも出会えた、とても充実した一日でした。(三女)