ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

パリ8日間街歩きの旅(5)

2024-12-26 23:20:34 | 日常
      

12月17日。
パリ6日目は終日自由行動で、私たちはまずセーヌ川クルーズをし、その後マレ地区へ行って街並みを眺めたり、「メルシー」というセレクトショップに行ったり、ピカソ美術館を見たりして過ごそうという計画です。

10時から開始のセーヌ川クルーズに合わせ、アルマ橋たもとのバトー・ムーシュ乗り場に10時少し前に到着。
着いた時には私たちだけだったのが、出航時間近くになると、小学校高学年の子たちの集団やアジア系観光客の団体が次々に来て、すごい賑わいに。

  

すご~く寒いのでとりあえず1階客室に座っていましたが、出航するとやはり2階のオープンエアに出て、周囲の景色を眺めたくなります。
エッフェル塔やルーブル美術館、ノートルダム寺院の工事中の側面などを眺め、ミラボー橋やアレクサンドル3世橋等を潜り抜けて、1時間少々のクルージングは終了。
暖かい季節に景色を見ながらのんびりクルーズを楽しんだ記憶があるのですが、今回はさすがにちょっと寒過ぎました(^^;

        

バトー・ムーシュを下船後、アルマ橋から地下鉄9号線でマレ地区にあるリピュブリックまで行って、まずはカスレが食べられるレストラン「オーベルジュ・ピレネー・セヴェンヌ」にディナーを予約しようと行ってみたら、改装工事中でした。残念!

気を取り直して、クレープやガレットが美味しいといわれているバスティーユ付近の「クリューゲン」へ行ってランチ。シードルと、お店お勧めのソーセージガレットを頼んだら、美味しかったけれどボリュームが有り過ぎて少々持て余し気味。普通のガレットとデザートのクレープをひとつづつ頼んで二人でシェアすればよかったと、少し後悔しました。

        

ランチ後は「メルシー」へ。入り口の赤い車がおしゃれなこの店のシンボルです。ファッション、雑貨、キッチン用品、文房具、どれを見ても楽しくて、昔なら色々買っただろうな~と思いながら、結局何も買わずに目の保養だけさせてもらいました。

  

メルシーの後は、街の様子を眺めながら歩いてピカソ美術館へ。
「サレ館(塩の館)」という17世紀の館を改造して開館、2014年に改装工事を終えてリニューアルオープンしたというピカソ美術館は趣があり、建物や中庭を見ているだけでも価値がある気がします。
展示室には入りませんでしたが、入り口ロビーで山羊の像が可愛い姿を見せてくれました。

  

ピカソ美術館を出て、ヴォージュ広場の美し庭園や隣接する回廊を散策しながら、地下鉄バスティーユ駅へ。

  

バスティーユから地下鉄1号線でフランクリン・ルーズベルト駅まで行って、有名ブランド店の並ぶモンテーニュ大通りへ。
有名ブランド店や一流ホテルのド派手なクリスマス装飾を少々呆れ気味で眺めた後、シャンゼリゼ通りに出て、コンコルドから地下鉄でホテルに戻ろうとコンコルド広場を目指しました。

30分ほど歩き、コンコルド広場に着いたものの、まだ4時なのに暗くて、地下鉄駅が中々みつからず四苦八苦。ようやくみつけて乗車した時には、初体験のマレ地区をガイドさん無しで地図と地下鉄路線図を頼りに歩いた緊張感と疲れもドッと出て、ヘトヘト、ヘロヘロ状態。
何と!ホテルの最寄り駅ポルト・マイヨを乗り過ごし、二つ先のニュイリー駅で下車。しばらく事態が呑み込めず、右往左往するというハプニングがありました。

  

ドタバタしながらも何とか最寄り駅に到着し、駅前のレストラン「ポルト・デ・テルヌ」に6時の予約を入れ、ホテルに戻って小休止後、気持ちも新たにレストランへ。
オニオンスープ、牛タルタル/子羊ソテー、デザートのアイスクリーム、そしてコートデュローヌワイン。料理もワインも美味しくて、ウェイターさんが、私たちの食欲を考えてデザートを勧めてくれるなど、とても親しみやすく感じが良くて、一日頑張って溜まった疲労が一気に回復。
パリ滞在最後の晩餐に相応しい、心楽しいディナーになりました。Merci beaucoup!(三女)
コメント
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