「もうと」は「絶対に」の意。
例文
村人 「こらー うちの 柿 ぬすんでるやつゃー
どこの がきだー。
なんだ! となりの がきじゃーねーか。
ばかっこぞう。
こっちへこい。」
子供 「おいちゃん ごめん。
とうちゃんには いわなんで おくれや。」
村人 「もうと しねーって やくそくすりゃー
いわなんどいて やるが
やくそく できるか。」
子供 「あい もうと しねーで たのむで
とうちゃんには だまってて おくりや。」
例文の標準語(?)訳
村人 「こらー 我が家の柿を盗んでいるのは
何処の子供だ。
なんだ! 隣の家の子供ではないですか。
馬鹿者。
こちらへ来なさい。」
子供 「おじさんごめんなさい。
お父さんには言わないで下さい。お願いです。」
村人 「絶対に(二度と)しないと約束が出来れば
黙っていてあげますが
約束が出来ますか。」
子供 「はい 絶対に(二度と)しませんので お願いですから
お父さんには黙っていて下さい。」