3月17日の信濃毎日新聞の記事に、長野商工会議所の「信州おやきブランド化委員会」と北信地方のおやき製造販売業者を主体とする「信州おやき協議会」とが連携して「信州 おやき読本」を作成し、16日から無料配布を始めたとの記事がありました。
早速長野商工会議所に電話をして、返送用の切手を貼った封筒を送りますから、一部いただけないでしょうかとお願いしましたら、長野商工会議所は太っ腹ですね、無料で送ってくれました。
封筒の中には「信州 おやき読本」以外に、「信州おやきマップ」と「信州おやき憲章」も入れてくれてありました。
「信州おやきマップ」の中に、あえて「おやき」を定義するとという事で以下のような内容が書かれていました。
●小麦粉や蕎麦粉を水で溶いて練り
●薄く伸ばした皮を使っている
●皮で野菜や小豆などで作られたアン(具)が包みこまれている事
●蒸したり焼いたりして仕上げられている事
と、ありました。
「おやき」の具としては、野沢菜、茄子、小豆、切干し大根が定番ですが、「信州 おやき読本」の中にはビーマン、トマト、イチゴ、リンゴ、パセリ、セロリ、チーズ、クリ、杏、唐辛子、クルミ、キャベツ、蕗の薹、南瓜、人参、韮の写真もありました。
おやきも進化していますね。
ネットで調べてみると、平成21年家計調査では長野市の小麦粉購入数量は全国第1位なのだそうです。
第1位 長野市(長野県) 7,005g
第2位 前橋市(群馬県) 6,127g
第3位 奈良市(奈良県) 4,437g
全国平均 2,977g
「粉食」というと私のイメージではたこ焼きやお好み焼きで有名な「大阪」になるのですが、その大阪よりも消費量が多いとは驚きです。