「ずで」は「全く」や「全然」の意。
例1
「ずで やくに たたねー」=「全く役に立たない、全然役に立たない」
「ずで つまらん」=「全然面白くない、全く面白くない」
「ずで だめどー」=「全く駄目です、全然だめです」
「ずで できねー」=「全く出来ない、全然出来ない」
「ずで まずい」=「全く美味しくない、全然美味しくない」
例文2
※豊臣秀吉と織田信長と徳川家康は幼馴染と言う仮定での会話
織田信長 「とよ
ちゃ しあさって の
おらとこの
いねかり だが せー てつだって
もらえねー
かいねー。」
豊臣秀吉 「あー いいんね。
ほんじゃー いねかりき もって
いきゃー いいね。」
織田信長 「いいかい そりゃー ありがとう ござんした。
いそがしい ところ きゅうで
もうしわけ ねーが よろしく たのむ わい。」
豊臣秀吉 「
いいどこじゃねー」
織田信長 「とく
さ も
おてこ で たのんだるで
なんか てつだわせて
おくりや。」
豊臣秀吉 「えー あんな
ずで やくに たたねー やつぁ
あし ひっぱられる だけだで いらねー
じ。」
例文2の標準語(?)訳
織田信長 「豊臣秀吉さん 明々後日の我が家の
稲刈りについてですが手伝って
いただけないでしょうか。」
豊臣秀吉 「あー良いですよ。
それでは稲刈り機を持って
行けば良いですね。」
織田信長 「よろしいですか、それは有難うございます。
お忙しいところ急なお願いで
申し訳ありませんが、よろしくお願いします。」
豊臣秀吉 「よろしいですよ(大丈夫ですよ)。」
織田信長 「徳川家康さんも助手でお願いしてありますので
何か作業を手伝わせてやってください。」
豊臣秀吉 「えーあのような全く役に立たない人は
足を引っ張られるだけですから必要ないですよ。」