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信州松本からの投稿(2004年11月11日~)

我が家の松本弁 「めーで」

2021-10-21 | 我が家の松本弁
我が家の松本弁 「めーで」

「めーで」は「前」や「前方」の意。

例文
めーで に ちゅうい」=「前方に注意」
めーで に ある じゃん」=「前にあるではないか」
「おれ の めーで に たつ じゃー ねー」=「俺の前に立つな」
「ふぶき だもんで めーで が ぜんぜん みえん」=「吹雪なので前が全然見えない」
「おめー の めーで に ある おてしょ とって よこせ」=「お前の前にある小皿を取ってよこしなさい」
「げんかん の めーで で ちょっと まってて おくりや」=「玄関の前で少し待っていて下さい」
めーで の みせ  いって なっとう かって きて くりや」=「前のお店へ行って納豆を買ってきてください」
めーで に くぼったみ ある  ころばんよう きーつけろ よ」=「前方にくぼんでいる所があるから転ばないように気をつけろよ」
「ふちゅうい  めーで の くるま に ぶつかっちまった だよ」=「不注意で前の車にぶつかってしまったのですよ」
「こうもん の めーで で まちあわせ して いっしょ に けーる」=「校門の前で待ち合わせをして一緒に帰る」
めーで に じてんしゃ が いる  きーつけて うんてん しろ よ」=「前方に自転車がいるから気を付けて運転しろよ」
「さかみち を のぼりきったら めーで には おはなばたけ が ひろがって いた」=「坂道を登り切ったら前にはお花畑が広がっていた」
「おおぜー くる  めーで の あいてる せき から すわってって おくりや ね」=「大勢来ますので前の空いている席から座っていってくださいね」
「わたし の めーで に みち は ない。 わたし の うしろ に みち が できる」=「わたしの前には道はない。 わたしのうしろに道ができる」
「もっと めーで に こい よ。 そんな とこ に いちゃー はなしゃー きこえんぞ。」=「もっと前に来なさいよ。そんな所にいては話が聞こえませんよ。」
「ななめ めーで の せきに よしながさゆり  が すわって いた だいね。 おどけ ちまった いね」=「斜め前の席に吉永小百合さんが座っていたのですよ。驚いてしまいましたよ」

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