「くちっぱた」は「口のまわり」意。
例文1
「
くちっぱた に ごはんつぶ ついてる
じ」=「口のまわりにご飯粒がついていますよ」
「
いもじる たべたら
くちっぱた が かいく なっ
ちまった」=「芋汁を食べたら口のまわりが痒くなってしまった」
「
きのーな から
くちっぱた が しびれる
だいね。 なんか びょうき
かいね」=「昨日から口のまわりが痺れるのですよ。 何か病気でしょうかね」
「
なにょ たべて きた
だい。
くちっぱた に けちゃっぷ ついてる
じ。 はやく ふき
ましょ」=「何を食べてきたのですか。 口のまわりにケチャップがついていますよ。 早く拭きなさいよ」
例文2
※織田信長と豊臣秀吉は幼馴染と言う仮定での会話
豊臣秀吉 「
おらーの
くちっぱたに なんかついている
かい。」
織田信長 「おー なんかくろい
もんがついているぞ。」
例文2の標準語(?)訳
織田信長 「秀吉さん 口のまわりに何を付けているのですか。」
豊臣秀吉 「俺の口のまわりに何かついていますか。」
織田信長 「おー 何か黒い物がついていますよ。」
豊臣秀吉 「信長さん 良く見てください。 黒子ではないですか。」
織田信長 「本当だ 良く見れば黒子ではないですか。」