mt77のblog

信州松本からの投稿(2004年11月11日~)

我が家の松本弁 「い」

2023-02-13 | 我が家の松本弁
我が家の松本弁 「い」 信州弁 長野県 中信 方言
 
「い」は「へ(方向)」の意。
 
例文1
「まつもとじょう  むかって あいく」=「松本城へ向かって歩く」
「どろぼう どっち  にげて いった 」=「泥棒はどっちへ逃げてゆきましたか」
「あした は とうきょう  しゅっちょう 」=「明日は東京へ出張です」
「いま から おじちゃんち  あそび に いってくる 」=「今からおじさんの家へ遊びに行ってきますから」
「あし すべらせて かわ  おちちまった いね。 ささらほうさら 」=「足を滑らして川へ落ちてしまいましたよ。 散々ですよ。」
「てんきゃー いい  あすこ の こうえん  いって とびっくら しりや」=「天気が良いからあそこの公園へ行ってかけっこをしましょう」
「そんな とこ に ひとり で いなんで こっち  きて いっしょ に あそび 」=「そんな所に一人で居ないでこっちへ来て一緒に遊ぼうよ」
「まつもと から しんじゅく  むかう でんしゃ の なか で えきべん を たべた」=「松本から新宿へ向かう電車の中で駅弁を食べた」
 
例文2
※豊臣秀吉と徳川家康は幼馴染と言う仮定での会話
 豊臣秀吉 「かあちゃん とくんち あそびにいってくる。」
 秀吉母親 「えー どこいくって。」
 豊臣秀吉 「とくんちせー。」
 秀吉母親 「あー わかった。
       きーつけて いって こいよ。」
例文2の標準語(?)訳
 豊臣秀吉 「お母さん 徳川さんの家へ 遊びに行ってきますから。」
 秀吉母親 「えー どこへ行くって。」
 豊臣秀吉 「徳川さんの家ですよ。」
 秀吉母親 「はい わかりました。
       気を付けて行ってきなさいよ。」
 
 

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