【ハナイカダ】 11月23日撮影 :坂本
ハナイカダ属 水木(みずき)科 学名:Helwingia japonica
葉っぱの真ん中から、小さなおハナと蕾が。。。
不思議でしょ?
日吉大社へもみじ狩りの途中、
水琴窟の音を聞けるお庭が
オープンガーデンになっていたので
立ち寄りました。
庭の奥にしゃがんで、地下から聞こえてくる響きを
堪能した後、飛び石を引き返そうとする私に
その家の主と思しき人が声を掛けてくれました。
「ちょっと、ちょっと。カメラ持ってる人。。。」
珍しい物を撮って帰りなさい。
ハナイカダを植えてあるんだよ。聞いた事ありますか?
植物園ぐらいにしか、あまりない木なんだよ。
しかも、ふつうは春から咲くのに、ひと株だけ今から咲いてね。・・・って。
いつもは、写真をバチバチ撮っていると、雰囲気を壊して
肩身の狭いような気がすることも多いのですが、
今回は、おかげでめずらしいものを観せていただきました。
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「花筏」とは、・・・花びらが散って水面に固まっている様子を
筏にたとえてそのように言うそうです。
春、桜並木の下の流れの遅い水面でよく見かけるアレね。。。
初耳でした。・・・で、かわりに浮んだイメージが
これ↓
画像:婦人画報特選きものサロン'94春号から
ピンボケですが・・・
なんだか、どっぷりきもの屋さん。^^;
だって・・・
葉っぱの「筏」の上に「花」いかだの上に花・・・ぴったり。
ちなみに、上記の「花筏」が名前の由来だとすると、
いかだの上に乗っている実際のお花は、ヒトとみなすようです。
なるほど。。。