散歩初めは座り込んでイヤイヤするけど、川辺は大好きなNOIR
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日課の瀬田川沿いの散歩。
知らない女性に声を掛けられた。
「かわいいですね」
「ふわふわで・・・何という犬種ですか?」
・・・まではよくある挨拶。
その後も離れがたいようで、
手を差しのべながら、
「綺麗にしてもらっているのに・・・ふふ。
お口はなにおいしいものもらったの?」っておっしゃる。
「運動会で飴食い競争してきたんです。」
「え?」
「すいません
ホントは白髪なんです。」というと、
あわてて謝るだけでは、愛想がないと思ったのか
こんな話をしてくれた。
二カ月前に、長寿だったミニチュアシュナウザーの愛犬を亡くし
ペット・ロス状態なのだという。
ご夫婦で、それでも前向きになろうと決心して
成犬・老犬を引き取ろうと、犬の保護団体を訪ねてたところ
気の合いそうなコがいたのだけれど、
70代という年齢をいうと、
犬を最後まで看取るという
保証人が必要
ということで、諦めて帰ったという。
「犬の為だから、いいことなんです。
私たちもそう考えたからこそ
仔犬を買おうとおもわなかったんですし。」
「わかってるのに、
年をとるって・・・」
そいうことなんだ。
・・・と寂しい思いをした、というお話だった。
とても若々しい方だったし、いいご縁があるといいと思う。
先代犬グレートデンのMONと過ごした時間。
今こうして一緒に暮らすNOIRとの時間。。。
この時間は、一生が短い犬達にとってだけでなく、
私(達)にとっても、一生のうちで限りある時間。
「幸せな時間」なんだ、としみじみ思った。
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