第6回新潮ドキュメント賞受賞作品だそうです。前はドキュメントを読むことが多かったけど、最近ずいぶん減ってきた。本屋さんで見ていたら「背すじも凍る展開と待ち受ける衝撃の結末に読みえるまで眠れない!!」とあるので買ってみた。
オクサンから渡された本はあったけれど、これを読みだしたら止まらない。面白いからじゃなくて腹立たしくて、早く結論出したいという感じです。
2003年に起きた体罰事件は「史上最悪の殺人教師」として報道もされ裁判に発展するが、その過程で明らかになる事実・・・だそうです。
まだモンスター・ペアレントに対する対応もできていなかったときに起きた冤罪。なんともむかつくような話だけれぢ、確かに最後まで一気に事実を読みたくなる。
それにしてもこの裁判の原告夫婦、片方がおかしくて、片方が制御をかけえるとかがふつうだけれど、本の中ではどちらも凄い、相乗効果ってこんなのがあるのかと唖然としました。
報道、司法、教育の当事者は常に襟を正すべきというのが結論です。