
最近新しいのが出ないなとおもっていたアラン・パスクァだけれどおなじみのトリオのアルバムがでた。2021年11月イタリアでのライブの録音だった。
ドラムスのピーター・アースキンとベースのダレク・オレスのトリオもずいぶん永くなる。パスクァはベーシストとの関係を重視する人だと思う。ディヴ・ホランドのあとにデイヴ・カーペンターとのかんけいはながくつづいたけれど2008年にカーペンターがなくkなってしまったから、その穴を埋めるような存在でダレくとの付き合いが続いているし、その関係はカーペンターとならぶか、もしくは超えるような存在になった。

ダレくとの共演もこれで6枚になった。
今回はイタリアでのライヴろくおんだけれど、イタリア料理のコースの形をとってイタリアの聴衆にサービスしている。

アンティパスト(前菜)はパスクァの静かなピアノで、これはこれからの料理を楽しんでもらうための軽めの演奏。これからの曲に期待が高まる。

2曲目から4曲目はプリモ・ピアット(第一の皿)、スープやパスタ、リゾットなどの軽めなもの。2曲目の” New Hope”ではダレくのベースソロ3曲めではアースキンの軽快なわざが” Old School Blues”できかれてそろそろ本料理という感じに進んでいく。


5曲目から7曲目がセコンド・ピアット(第二の皿)、肉料理や魚料理のめいんだけれど、第一の皿で3皿もでると実際にはメインは一皿でいいとなる。ここは結構抑えめにしたえんそうだからまだ大丈夫。
5曲目がアースキンの曲で抑え気味の雰囲気から始める。パスクァとアースキンの演奏は以前から思索てきなメロディとそれによりそうドラムすだったけれど、その形態はつづいているようで、結構おとなしい。イタリアの聴衆もこんな感じもお楽しむのだから素晴らしい。6曲目パスクァの” Turnaround”は軽快にアースキンがスウィングしてみせて、7曲目がガレスピーの” Con Alma”ここではパスクァとアースキンの掛け合いをしっかり見せるこれがメインか。

次の二皿はコントルノ(野菜料理)でメインの料理に添えるぷ手戸とか野菜のソテーなど。2曲ともダレクの曲でメインの調整”Snowglobe”のベースソロからで、ここでは3者の見事なインタープレーをみせてくれて、”The Honeymoon”で再び軽快なグループ・サウンド。
ドルチェ(デザート)はパスカァがコリアにささげた曲で、コリアが出てくるところが何とも楽しくて、デザートで実に楽しい気持ちにさせてくれた。

料理を楽しものもいいけれど、音楽も料理みたいにたのしむことが出来ます。
ぱすくぁのディスコグラフィーをみていたら手に入れていないのが出ていた。それを注文した。
LIVE IN ITALY PASQUA ERSKINE OLES
Peter Erskine - drums
Alan Pasqua - piano
Darek Oles - bass
Agrodolce
New Hope
Old School Blues
Nuages
Three-Quarter Molly
Turnaround
Con Alma
Snowglobe
The Honeymoon
Dear Chick