

本格的なミステリーを読み始めたけれどどうしても続かない。あきらめて新人賞2冠!!シリーズ開幕!元海兵隊員ピーター・アッシュ「帰郷戦線」を読み始めた。
ボッシュ・シリーズもジャズの話題がでてくるけれど、こっちも出てきたのでちょっと抜出。
「君たち家族全員がジャズファンなんだね。ご両親の影響かい」
ダイナは横を向いて、ピーターを見つめた。「どうしてわかったの?」
「ダイナというのはそんなに一般的な名前ではない。それはダイナ・ワシントンからとったんだと思う。子供たちはチャーリー・パーカーとマイルス・ディヴィスからだ。」
この本でピーターは死んだ戦友の妻ダイナの家の床下に住み着いた凶暴な巨大なそしてとても臭い犬を床下から引っ張りだす。その犬がだんだんなついてくるのだけれどその犬の名前が判明。
「ミンガス!チャーリー・ミンガスじゃないの!」老婦人は甲田高い大きな声で言った。
戦場での体験から閉所恐怖症のピーター・アシュが帰国後に死んだ部下の未亡人を援助しようと出かけるが、そこには部下の死の謎が、という話で主人公のキャラクターも語り口(4部まで)よくてスイスイ読めて良い。
最後に超人ハルクみたいなっちゃうところは、感と頭脳で対応欲しかった。この後すでに4作までラインアップされているらしいけれど、閉所恐怖症は少しよくなって再登場してほしい。
臭犬ミンガスも次に登場しても良い。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます