チャーリー・ヘイデンのデュオの事を書こうとアルバムを聴いていたのですが、うまく出てきません。ある方からのコメントに導かれて、このアルバムを聴いています。ヘイデンはデュオの作品を多く作っていますが、このアリバムは好きという作品と、良く解らないという作品に分かれる人です。ヘイデンのソロが、独りよがりになってしまう事があること、高音域で音が割れたりして良くない事があります。反面低音域がすばらしい音であったりします。ヘイデンは凝った曲よりも、シンプルな美しいメロディーを訥々と弾くと良い味が出ると思います。そしてこのアルバムはその良い方の上の方です。ほとんどの曲が黒人霊歌と呼ばれるもので、そのメロディーに慣れ親しんだものも多く楽しめます。ハンク・ジョーンズのピアノは、メロディーを作り出すというのでなく、既に心に刻まれているものをなぞっているようです。子供のころから、教会で聞き続けたものを、素直に引きだすだけで、人種全体への悲哀と慈悲が伝わってきます。私は、このアルバムを聴くと、まずチャーリー・ヘイデン、ハンク・ジョーンズというミュージシャンの事を忘れてしまいます。次に聴いているメロディーの事を忘れて、ハーモニーの優しい流れに身をまかせる様になります。そして最後には、現実の苦悩のなかで、祈る心たちに包まれた気持ちになるのでした。その意味で、このアルバムはJAZZの評価を超えたところにあるのでした。1,2,5,7,14曲が好きです。ヘイデンの音も大変まろやかで、心安らぐものです。そういえばチャーリー・ヘイデンって西部の牧師みたいに見えますよね。お導きに感謝の祈りを捧げなくてはいけません。
“今日もまた、導きによりて、記事を一つ賜わりましたことを感謝致します。 アーメン ”
STEAL AWAY / CHARLIE HADEN HANK JONES
Charlie Haden bass
Hank Jones piano
1 イッツ・ミー、オー・ロード
2 誰も知らない私の悩み
3 スピルチュアル
4 ウェイド・イン・ザ・ウォーター
5 スィング・ロウ、スウィート・チャリオット
6 時には母のない子のように
7 私の愛
8 ダニー・ボーイ
9 アイヴ・ガット・ア・ローブ、ユー・ガット・ア・ローブ
10 スティール・アウェイ
11 ウィー・シャル・オーヴァーカム
12 ゴー・ダウン、モーゼ
13 マイ・ロード、ホワット・ア・モーニン
14 賛美歌メロディー
“今日もまた、導きによりて、記事を一つ賜わりましたことを感謝致します。 アーメン ”
STEAL AWAY / CHARLIE HADEN HANK JONES
Charlie Haden bass
Hank Jones piano
1 イッツ・ミー、オー・ロード
2 誰も知らない私の悩み
3 スピルチュアル
4 ウェイド・イン・ザ・ウォーター
5 スィング・ロウ、スウィート・チャリオット
6 時には母のない子のように
7 私の愛
8 ダニー・ボーイ
9 アイヴ・ガット・ア・ローブ、ユー・ガット・ア・ローブ
10 スティール・アウェイ
11 ウィー・シャル・オーヴァーカム
12 ゴー・ダウン、モーゼ
13 マイ・ロード、ホワット・ア・モーニン
14 賛美歌メロディー
私、ダニーボーイ(アイルランド民謡のロンドンデリエアに歌詞がついてダニーボーイなんですよね?)も好きですよ。
なんとなく、、遠くにいる人、場所、、、
に想いをはせる感じが、、
すみません、お返事遅くなってしまいました。
チャーリー・ヘイデンは一家でカントリー&ウェスタンのバンドをしていたことがあるそうで、そういうことでは、このアルバムはぴったりでしたね。
このアルバム、わたしの中では格別です。
ちゃんと、ブログで紹介できてよかったです。
四年かかってますけど、、。
今少し前に室にもどりましたが、こんなに早いこちらは日本の1時間前、先月よりずっと楽です。
まだまだ中国ですが、室の紹介が出来そうです。