
《J.S.バッハ : 『オルゲルビュッヒライン』BWV599-644 》
イェルゲン・エルンスト・ハンセン(org)
使用オルガン
ホルメンス教会(コペンハーゲン)カステンス1740年製、1956年マルクッセンにより改修
年末が近づいたので下駄箱の整理などした。(オクサン)いらないブーツが2足、息子の結婚式の時にかったフォーマルな黒靴と合わせて売ってこいという。大体面倒なことはこちらに来る。どうせ大した金額にはならないけど、そうしないと捨てることになるので、CDなどでお世話になる中古買取店に行った。
査定時間をただ待っているのは無駄なので中古CDを見ていいて、そこで選んだのがこちら。
バッハのオルガンはヘルムート・ヴァルヒャが昔好きだったのでかったけれど、コラール集は初めて。ききだしたらこれが落ち着く。
オルガン小曲集と名付けられたこの作品集は教会暦日にあわせてコラールをまとめたもので全45曲、日々の音楽なので、大そう曲調ではなく何気に聞いていられる。しかしシュバイツァーをして「音楽史全体における最大の出来事のひとつ」とまでいわせた楽曲だそうだ。
バッハのコラールはいくつか聞いてきたけれど、これは初めてだろう。最長が5分だけれど、たいていは1分から2分の小曲で、流れているとその時間が素直な流れのように感じることが良い。
たまたま見つけて買ったのにこれはうまい出会いだった。
書き写すことも面倒だから写真に撮ったけれど、曲名だけだってなんだか落ち着くような気がする。


2枚組で870円だからこれは良かったけれど、持ってった靴は3足で520円だから結局足が出たという事でしょうか。
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