園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

バイオリンコンサート

2010-06-01 10:20:24 | 日記
園長です。
 柄にも無く「バイオリン」コンサートに行ってきました。しかもフルコースの食事つき。自分でチケットを買ったわけではありません。音楽を聴くのは嫌いな方ではありませんが、ピアノとかバイオリンときくと、高尚過ぎて自分には合わないという思い込みがありました。何故このような高額なチケットが手に入ったかは企業秘密なので伏せますが、私の趣味の一つの成果だとだけ行っておきましょう。妻と二人で行ったのですが、約100名くらいのこじんまりした会場には私達より年上の紳士淑女がたくさん見えておりました。やはり音楽を楽しむ人たちはそれなりに雰囲気を持っていて、会場内でもじたばたする姿は少しも見当たりませんでした。演奏者は「寺沢希美(てらさわのぞみ)」という可愛らしいバイオリニストで、華奢で美人で、バイオリンを奏でるには理想的な体型の若い演奏者です。私がバイオリンを聴いたのは、根城小学校の演奏会で、どちらかと言うと「ギーコ、ギーコ」という音がベースにある演奏でしたが、今回は、世界的に活躍されていると言うとおり、素晴らしい音色の演奏でした。曲目も見ただけでは解かりませんでしたが、聞いているうちに「あっ、これはどこかで聞いたことがある。」と言うような曲が結構ありました。私達のレベルに合わせてくれたに違いありません。(私の・・かな。)アメージンググレイスやオペラの主題歌なども演奏されバイオリンの奥の深さ、繊細さを堪能することができました。隣で聞いていた妻は演奏者と同じように体を揺らせて聞いていました。最後に演奏した「チゴイネルワイゼン」は、さすがに世界的なコンクールで優勝したと言うだけの実力をしっかり見せてくれた素晴らしい演奏でした。
 保育園にもバイオリンを鳴らす3歳の子がいて、4月の誕生会に演奏を披露してくれました。さすがに聞きほれるところまでは行きませんでしたが、お母さんの血を引き継いで、バイオリンのレッスンをしているそうです。こうしてみると、芸術家にはそれなりの血が受け継いでおり、突然変異で生まれることは滅多にないようです。私なんかはおたまじゃくしも読めないし、カラオケに行くと「素晴らしい。ふつうそこまで外れないよ。」と言われるくらい音感がありません。ダンスなんか特にだめ。保育園に入ったばかりのころ、卒園式の2次会で年配の役員さんからダンスの手ほどきを受けたのですが、相手の足は踏むは、よその人にぶつかるはで、あきれられた苦い思い出があります。運動神経とダンスは絶対比例しないと私はいまでも強く思います。でも年配の男性が社交ダンスを踊っている姿を見ると「羨ましいなあ。」と最近思うことがあります。でも自分には絶対踊れない、ということも確実にあります。私に出来るダンスは相手とぴったりくっつく「チークダンス」のみ。これで今の妻をゲットしました・・・なんてね。
 毎日、忙しぶりをして、生活にゆとりがありませんが、たまには、芸術に触れてみるのも気分転換にはいいようです。お陰で今日も元気です。機会があったらまた聞いてみたいと思います。
コメント
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