園長です。
今日、北国の春の味覚の代表である「ネマガリタケ」をいただきました。イタダキマシタという言葉はかけ言葉になっていて、「もらった」と「食べた」の意味があります。ネマガリタケは東北地方の山菜の王者で、八甲田や岩手県の山岳地帯に発生する自然の恵です。根元が大人の親指くらいの太さがあり、長さが20センチから25センチくらいが食べごろです。根元付近の皮が少し赤みを帯びているものが最高級のタケノコです。これは山奥の熊が住んでいるところに多く発生し、なかなかお目にかかれません。今日いただいたタケノコはまさに最高級品に近いもので、生のまま焼いて味噌を塗っていただきました。まさに至福のひと時でした。妻が作った「ホイル焼き」も邪道ながらおいしくいただきました。生のままトースターで焼いて、頃合いを見計らって「味噌」を塗り、もう一度味噌がこんがりするまで焼いて、柔らかい先のほうから丸かじりすると本当に春の味がします。私はへそ曲がりなので、太いほうからがりがりかじり、最後にほくほくとした先のほうを食べるのが好きですが、一緒に食べる妻は、最初においしい先っぽから食べます。私とは正反対の性格です。おいしいものを一番先に食べる妻と、おいしいものを最後に食べる私。とはいっても最後においしいところを食べようと、最初においしくないものを我慢して食べているうちに、おいしいところをいつの間にか食べられているという、悲しい性格の持ち主でもあるのです。でもその分、量をたくさん食べるので結局はプラマイゼロというところでしょうか。
先日、久しぶりで妻と犬の散歩をしました。ビニール袋とカッターを持って・・。我が家の周りは田舎なので散歩コースには春の山菜がたくさんあります。山椒、ワラビ、蕗、こごみ、タラの芽など。今の時期はなんといっても「蕗」が一番です。ヤマブキ・・といっても「七重八重 花は咲けども ヤマブキの みのひとつだに なきぞ悲しき」という、太田道灌の山吹ではありません。山に自然に生えている「山蕗」のことです。茎が赤いものは苦くて食べられませんが、我がの近くには、緑色の茎や白く透き通っている蕗などおいしそうな蕗がそこらかしこに生えています。散歩の犬のおしっこがかからない場所の茎が太い、なるべく緑色の蕗をカッターで根元から切ります。良い蕗は、真ん中の空洞が細く、切るとそこから水がシャーっと流れ出します。悪い蕗は穴が大きく、しかも虫が入って黒くなっています。これはそのまま捨ててしまいます。スーパーの大きめの袋に一杯に詰め込め、家に帰って、大鍋で煮ます。その後夫婦でゆでたての蕗の皮むきをします。おいしい蕗を食べるにはそれなりの苦労があるのです。それにワラビと厚揚げ、高野豆腐を入れて煮ものを作ってもらいました。我が家の奥さんは「煮物」の味付けがとても上手です。正月の煮占めなどは、天下一品だと私は思っています。それに少しだけとってきた「ちょうふき」の三杯酢は絶品でした。独特の蕗の香りは春の味覚そのものです。日本酒が本当によく似合います。おかげで「休肝日」がだんだん少なくなってきました。何とか週1日は確保していますが、春の味覚が私の決心を鈍らせています。でも命より健康が第一・・・。週一日の休肝日だけは誘惑に負けないで守り続けたいと思います。でも、今日いただいた「タケノコ」は本当においしかったなあ。やはりもらって食べる山菜の味は格別ですね。出来れは、ゆでて、きれいに皮を剥いて、食べる直前までしていただければ、もっと最高です。よろしくお願いします。
今日、北国の春の味覚の代表である「ネマガリタケ」をいただきました。イタダキマシタという言葉はかけ言葉になっていて、「もらった」と「食べた」の意味があります。ネマガリタケは東北地方の山菜の王者で、八甲田や岩手県の山岳地帯に発生する自然の恵です。根元が大人の親指くらいの太さがあり、長さが20センチから25センチくらいが食べごろです。根元付近の皮が少し赤みを帯びているものが最高級のタケノコです。これは山奥の熊が住んでいるところに多く発生し、なかなかお目にかかれません。今日いただいたタケノコはまさに最高級品に近いもので、生のまま焼いて味噌を塗っていただきました。まさに至福のひと時でした。妻が作った「ホイル焼き」も邪道ながらおいしくいただきました。生のままトースターで焼いて、頃合いを見計らって「味噌」を塗り、もう一度味噌がこんがりするまで焼いて、柔らかい先のほうから丸かじりすると本当に春の味がします。私はへそ曲がりなので、太いほうからがりがりかじり、最後にほくほくとした先のほうを食べるのが好きですが、一緒に食べる妻は、最初においしい先っぽから食べます。私とは正反対の性格です。おいしいものを一番先に食べる妻と、おいしいものを最後に食べる私。とはいっても最後においしいところを食べようと、最初においしくないものを我慢して食べているうちに、おいしいところをいつの間にか食べられているという、悲しい性格の持ち主でもあるのです。でもその分、量をたくさん食べるので結局はプラマイゼロというところでしょうか。
先日、久しぶりで妻と犬の散歩をしました。ビニール袋とカッターを持って・・。我が家の周りは田舎なので散歩コースには春の山菜がたくさんあります。山椒、ワラビ、蕗、こごみ、タラの芽など。今の時期はなんといっても「蕗」が一番です。ヤマブキ・・といっても「七重八重 花は咲けども ヤマブキの みのひとつだに なきぞ悲しき」という、太田道灌の山吹ではありません。山に自然に生えている「山蕗」のことです。茎が赤いものは苦くて食べられませんが、我がの近くには、緑色の茎や白く透き通っている蕗などおいしそうな蕗がそこらかしこに生えています。散歩の犬のおしっこがかからない場所の茎が太い、なるべく緑色の蕗をカッターで根元から切ります。良い蕗は、真ん中の空洞が細く、切るとそこから水がシャーっと流れ出します。悪い蕗は穴が大きく、しかも虫が入って黒くなっています。これはそのまま捨ててしまいます。スーパーの大きめの袋に一杯に詰め込め、家に帰って、大鍋で煮ます。その後夫婦でゆでたての蕗の皮むきをします。おいしい蕗を食べるにはそれなりの苦労があるのです。それにワラビと厚揚げ、高野豆腐を入れて煮ものを作ってもらいました。我が家の奥さんは「煮物」の味付けがとても上手です。正月の煮占めなどは、天下一品だと私は思っています。それに少しだけとってきた「ちょうふき」の三杯酢は絶品でした。独特の蕗の香りは春の味覚そのものです。日本酒が本当によく似合います。おかげで「休肝日」がだんだん少なくなってきました。何とか週1日は確保していますが、春の味覚が私の決心を鈍らせています。でも命より健康が第一・・・。週一日の休肝日だけは誘惑に負けないで守り続けたいと思います。でも、今日いただいた「タケノコ」は本当においしかったなあ。やはりもらって食べる山菜の味は格別ですね。出来れは、ゆでて、きれいに皮を剥いて、食べる直前までしていただければ、もっと最高です。よろしくお願いします。