園長です。
寒波が居座っています。日中でも気温がプラスにならない「真冬日」が連続しています。こんな日の犬の散歩は大変です。防寒服を着て、帽子を被り、耳あてをし、冬用の手袋をして完全防備の姿で玄関を出るのですが、帽子の隙間から入る風がとても冷たく感じます。髪の毛がふさふさしていたときはあまり感じませんでしたが、髪の毛が少なくなってから、巷の風が身にしみるようになりました。最近、妻が、私の頭を覗き込むようにしてつぶやきます。「危ない。これは何とかしないと・・・。」それで何とかしたのが、若布エキスのクレンジング。頭皮の油を根こそぎ洗い流すという優れものですが、これが少し効いてきたみたい。数は増えませんが、一本一本の毛が太くなってきたみたい。涙ぐましい努力の甲斐も無く、年々薄くなっていく頭髪にストップはかかりそうもありませんが、見た目、髪の毛が立っているように感じます。育毛剤は「アデノゲン」という、高い奴を使っていますが、毛根が尽きるか、財源が尽きるか競争です。
毛は体の大事なところを守るために生えるといいますが、最近「鼻毛」について気にかかることがあります。この間、年長の子どもと頭をくっつけ、ひそひそ話しをしていたとき、突然、その子が、「園長先生、鼻毛が見えてる」といったのです。どうやら一本だけ目だって長いものがあるらしい。手で触ってみると何やら他の毛よりも太い感じがする。思い切ってひっこ抜くと3本まとまって抜けてきた。ジーンと涙がにじんできそうな痛さだったが、子どもの手前、やせ我慢する。見てみると、「白い鼻毛」だった。鼻毛も白髪化するのである。いつもは散髪屋で鼻毛を切ってもらうのでよく見たことはないが、自分で見ようとすると鏡をあっちへ動かし、こっちへ動かししないとよく見えないのである。以前、鼻毛を切る小さいハサミで鼻の穴を探っていたとき、どこでどう切ったのか、鼻血がドバーっとでてきたことがあった。鼻毛って鼻くそを作る以外にどんな重要な役目があるのだろうか。また、鼻毛の成長速度はどれくらいなのだろうか。髪の毛よりも早く伸びるのではないかと思うが、気のせいだろうか。
頭や腋の下などは大切なものを守るという意味はわかるが、胸毛やすね毛、あそこの毛はどんな重要な役割を果たしているのか、誰か教えて欲しい。・・・・などとつまらないことを考えている園長です。それにしても「毛」って面白いですね。因みに私のすね毛はほとんどありません。私の父親もツンツルテンでした。川口家は子ども達がスネをかじりたくても、スネに毛も生えないくらい細いのです。娘たちよ、甲斐性のないお父ちゃんを許しておくれ。