園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

伊豆下田 2

2011-01-26 15:47:43 | 日記

園長です。

 昨日は、サッカーのアジア杯準決勝が控えていたので、途中で切り上げました。でも、昨日のサッカーは見ごたえがありました。宿敵韓国との試合はいつも接戦になりますが、それにしても感動的な試合でした。延長後半残り時間1分で1点入れられ、PKまで持ち込まれ、試合の流れからいっても絶体絶命のピンチでした。最後に決めてくれたのが今年のワールドカップ南アフリカ大会でベスト16でウルグアイとのPK戦で唯一失敗し、負けてしまった今野選手でした。1年がかりで失敗をとり戻した今野選手に大きな拍手を送りたいと思います。

 さて、下田ですが、伊豆は静岡県なんですね。つい「箱根駅伝」では神奈川県の頭しかないので、伊豆箱根は神奈川県みたいに感じていました。伊豆半島の先端「石廊崎」には大学時代オートバイで行きましたが、そのときの印象とは随分変わっていました。今回は、伊豆急下田駅からバスで石廊崎まで向かいました。約45分で港口に着き、すぐに遊覧船に乗りました。海の風は少し冷たかったのですが、風より「うねり」の方がきつく、比較的穏やかなBコースに変更になりましたが、それでもまっすぐ立つのが困難なくらい揺れました。石廊崎の先端には縁結びで有名な「熊野神社」が鎮座して、太平洋を見守っていました。あんな急なところにお社を建てるなんて、人間の信仰はすごいものがありますね。海から見る石廊崎は迫力がありました。もっと迫力があったのが、釣り人達でした。あの波の中で小島に渡り、釣り糸をたれている姿には感動すら覚えたくらいです。本当にご苦労様でした。

 石廊崎から下田駅に戻り、駅前からすぐの「寝姿山ロープウェー」の乗りました。約3分で頂上に着いたのですが、ここは南国のようでした。桜が5~6部咲きで、水仙をはじめ、いろんな種類の花が咲いていました。水仙は小さい花が4~5個ついた香の高いものでした。どこかでかいだ匂いなのですが、良く判りませんでした。香水かトイレの芳香剤か・・・。そこから見る「下田湾」は最高でした。絶景かな絶景かなの世界でした。そしてホテルに向かったのですが、ちょうど太陽が石廊崎のかなたに沈んでいく途中で、見事な夕日でした。山田ホテルは下田湾を一望できる半島の中腹にあり、なかなか立派なホテルでした。早速、温泉に入りました。露天風呂からは湾に浮かぶヨットが照らし出され、近くのソテツに南国を思わせる異国情緒がかもし出されていました。ここは「唐人お吉」の物語でも有名なところです。ゆったりと温泉に浸かり、いよいよお待ちかね、夕食です。伊豆といえば「伊勢えび」「金目鯛」「わさび」ですが、今回はズバリ「金目鯛」が目的でした。妻は「絶対伊勢えび」と言っていましたが、インターネットで見つけた宿で伊勢えびが出ることはまずないでしょう。ビールでのどを潤し、30センチもある金目の煮付け。二人で1匹でしたが、味も量も申し分ありませんでした。金目の刺身も油が乗っていてとてもおいしくいただきました。熱燗も付けてもらって至福の一時を過したのでした。 次回はいよいよ、幕末の激動期における下田の歴史と文化を見たいと思います。

コメント
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