園長です。
今日の朝、保育園の駐車場に車を停め、園庭にある「サクランボの木」の下を通りました。例年だとある程度膨らんだサクランボは、その後大きくなれず、木から落ちて子供たちの遊び道具になります。今日、気を付けて見てみると、意外な大きさになっていて驚きました。それも結構な量が・・・。サクランボの木も自分の役割を悟り、今年最後のご奉公をしようとしているのでしょうか。そんな感傷的な気分でいると、私の薄くなった髪の毛に何かが落ちました。葉っぱにしては勢いが良かったし、サクランボの実はしっかり気にしがみついているし・・・なんだろう?サクランボの木にはサクランボを狙って小鳥が来ていました・・・。小鳥、コトリ、ことり、鳥・・・の糞?。近くでそれを見ていた保護者が「園長先生やられましたね。」と一言。ウミネコで有名な蕪嶋だったらいざ知らず、こんな山の中のサクランボの木の下で、小鳥の爆弾に会うなんて・・・「これは糞害だ」なんて憤慨しても始まらないし、なんてついていない朝でしょう。と思いながらも、いや、待てよ。鳥のうんこが付いた、鳥のウンがついた、運がついた。そうだ、これは「フン」ではなく「ウン」なのだ。朝から鳥に運をもらったのだ。最近、寄る年波に勝てず、仕事がなかなか前に進んでいなかったので、小鳥が気の毒に思いウンを分けてくれたのでしょう。・・・そう思ったら、なんと気持ちの良いことよ。「今日は、朝から縁起がいいなあ。」てなもんです。おかげで、建て替えの書類がいつになく早く出来上がりました。昨日から6月。今日は2日の土曜日。勤務表に目を通したら、「園長お休み」と書いてある。なんと今日は私の指定休でした。休みもわからなくなるくらい頑張っている園長なのでした。明日こそはゆっくり休もう。