園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

校歌

2010-04-16 21:31:16 | 日記
園長です。
 今日は、地元根城中学校の職員歓送迎会がありました。参加する保護者は年々減少傾向のようですが、これには毎年出るようにしています。私たちが育てたこども達がどのような先生に受け持たれ、どんな学校生活を送ったのかがわかる、良い機会なのです。今年は、2番目の娘を受け持った先生が、10年目で転出することになり、一段と感慨の深い会になりました。10年ひと昔と言いますが,時代の流れが速い現代では、とても長い期間だったように思います。娘も異動の発表があったあと、中学校へお礼の言葉を言いに行ったようですが、これには先生も感激したようです。また、当園の園児の保護者である先生も8年目で移動しました。今はお爺さん、おばあさんが頑張って送り迎えしています。家族みんなで子育てを協力している家族の見本のようです。
 さて、この中学校は私の母校でもあります。卒業してから40年近く経ちますが、いまだに校歌が歌えます。今日も最後に校歌で締めくくりましたが、何年経っても母校の校歌は胸にジーンとくるものがあります。
 
 七つの海につらなりて その名もうまし太平洋
  東雲波と輝きて 我らが胸に陽は昇る
 根城のほとり秋たけて 入り日に映ゆる大銀杏
  昔のいさお語り継ぎ 我らが胸に誇りあり

 中学校3年間で何回も歌わなかったと思いますが、多感な年齢にはこの校歌は心のふるさとのように自然と記憶に残っています。中学の同窓会をすると必ずこの校歌で友情を確認し合います。小学校の時もそうでしたが、卒業してから校歌や友人のありがたみが身にして感じるようになりました。私もいよいよ歳だということでしょうか。
 今日の午前中は青森市へ行ってきました。青森県保育連合会の仕事でした。帰り道に八甲田山を通って帰りました。頂上付近の「笠松峠」のあたりは雪が5,6メートルも積もっていて「雪の回廊」になっていました。2階建てバスでも雪の上を見ることが出来ないくらい雪が高く積もっていました。春の日差しを浴びて、雪解けが進んでいるようでしたが、これから5月の連休に掛けてが見ごろのようです。雪に覆われながらも確実に春の息吹を感じる山の景色でした。明日は小学校の職員歓送迎会があります。副園長と手分けしながら出席する予定です。別れあり、出会いありの季節ですが、人との関わりは大切にしたいと思います。この時期は肝臓を労わりながら、歓迎、送迎を楽しみたいと思います。明日は、母校の小学校の校歌を歌うことになりそうです。校歌って効果があるんですね、人生に・・・。
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うぐいす

2010-04-13 18:29:02 | 日記
園長です。
 今日は、昨日よりも気温が上がり、だいぶ春らしい気候になってきました。でも明日は雨から雪で強風が吹き荒れるようです。まったく何とかならんのかね、この天気は。
 ところで、今日は久しぶりでまだ明るいうちに帰れたので、夕日が差す中、犬の散歩に出掛けました。冬の装備だったため、ぐいぐい引っ張る犬について行くだけで、汗がにじんできました。山道に入ると、春告げ鳥と言われる「うぐいす」がきれいな声で「ホーホケキョ」と歌っていました。良く聞いてみると、1羽だけではなく、5,6羽が鳴いているようでした。今年初めて聞いた鳴き声は、長い冬からやっと目覚めて、いのち輝く生命の息吹を感じさせるような元気がありました。そういえば、我が家の「梅」の花がついにほころびました。7,8輪の開いたばかりの可憐な花びらは、梅の香りを放ちながら、春の訪れを教えているようでした。八戸はやっと咲き始めた梅を初め、スイセン、クロッカスなどかわいい花を咲かせています。やはり春先の色は「黄色」です。黄色から、紫、白に変わり、桜の開花になります。桜のつぼみは、いつ咲いてもおかしくないくらい、花芽が大きく膨らんでいます。早ければ今度の日曜日くらいに咲くかもしれません。
 昨日の夜、妻と「花見」の話をしました。しばらくじっくりと桜など見ていなかったので、今度の休みを利用して、日本三大桜の「三春の滝桜」を見てこようということに意見が一致しました。本当に行けるかどうかわかりませんが、春を探しに出かけたいと思います。
久しぶりに温泉にでもゆっくり浸かり、花見をしてこようと思っています。
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休日

2010-04-10 15:40:36 | 日記
園長です。
 今日は、土曜日ですが、私は久しぶりのお休みです。年度末・年度初めの仕事に追われて、日曜日もありませんでした。今日はのんびりと「福田温泉」に行ってきました。いつも夜に行くので山の中の道は「トトロ」が出てくるような道だと思っていたら、ただの曲がりくねった山道でした。昼の現実と夜の幻想はこんなにも違うのかと思ってしまいました。昼なので土曜日といえどもお客は少なく、温泉独り占めです。実は八甲田の「蔦温泉」に行こうか、どうしようか迷ったのですが、タイヤの修理に時間がかかり、こちらにしました。今日、冬タイヤから夏タイヤに交換したのですが、一本のタイヤが完全に空気が抜けていて、急いでガソリンスタンドに行ったのですが、近くの「セルフ店」で空気を入れてもらっているうちにシューシューと根元から空気が抜け、「ここはジャッキも置いていない店なので、別のところに直ぐに行け」と言われ、空気が抜けているタイヤのまま、5分くらい走り、いつのもスタンドへ行ったら、「空気弁の耐用年数が過ぎています。交換です」だと。昨年の秋にタイヤを買ったばかりなのに、その時は何も言わず、半年経って(冬の間はスタッドレスなので、実質1カ月程度しか使っていない。)耐用年数です、と言われても納得しかねるところですが、店員さんの笑顔の対応に文句も言えず、交換してもらいました。笑顔は時には「武器」になることがわかりました。私も何か不都合なことが起こったら笑顔で、笑って済ませようと思います。
 福田湯へ行くのにせっかくタイヤを交換したので遠回りをしていきました。先月の10日に降った雪が道路の日陰にあちこちに残っていました。気温はさすがに17度あり、外の景色も春色に変化してきたようです。どこが春色なのかというと、新緑の前の芽吹きの手前・・木の枝全体が少し赤みを帯び、木の肌に何となく生気がよみがえったような色合いがしています。春を一番感じるのは「におい」です。土のかまり、埃のにおい・・みたいな植物系ではないにおいがするのです。枯れた草のにおい?・・「人工的には作れないにおい」と言ったほうが早いかもしれません。だんだん、このセピア色からピンク、黄色、赤など様々な色の植物がわが世の春を競い合う季節になります。我が家の梅の花は今にも咲きそうな勢いです。あと2,3日のうちにはかわいいピンクの花びらを見せることでしょう。北国にも花の季節がもうまじかです。「鼻」の季節も桜が咲くころには終わります。今夜は、仲間の園長先生が退職したのでお別れ会をするところです。これからは「歓送迎会」の季節でもあります。肝臓と心臓と血圧と相談しながらお酒のおいしい季節を乗り越えたいと思います。今日は飲むぞオ。
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平和ぼけ日本

2010-04-09 20:56:19 | 日記
園長です。
 最近のニュースを聞いているとがっかりすることがとても多いです。特に教育関係の話題には、「どうしたの日本?」と言いたくなるものがたくさんあります。最近私がなんか変だなと思うことが2つあります。1つは「学校の紙パック入りの牛乳をそのまま飲むか、ストーローを使わせるか」で、教育委員会の指示が出たということです。最近の日本は、感染症にとてもうるさいです。感染症にかからないようにするため、あの手この手を使い、菌から遠ざけようとしています。保育園には1年に1回県の指導監査というものがありますが、ここでも大げさ過ぎる指導が行われています。うがい手洗いは当然のことですが、コップやタオルの共用はダメ、など少しくらいの菌に打ち勝つようにと思い、共用などするものなら、お上にたてつく行為とばかり、厳しく指導されます。もっと余裕のある指導が出来ないものでしょうか。私が幼少のころは、床に落ちたご飯も拾って食べさせられた記憶がありますが、今はとんでもない。床どころか、テーブルに落ちたものでもゴミ箱行きです。食育よりも健康が大事なようです。紙パックに口をつけて飲むことがマナー違反なのでしょうか。ストローを使わないことがいけないことなのでしょうか。エコとマナーでもめているようですが、そんなことはどうでもいいことではないでしょうか。一つの紙パックを数人んで回し飲みした、ということならいざ知らず、自分の紙パック牛乳を直接口をつけて飲もうが、ストローを使って飲もうが、選ばせたらいいだけだと思います。私は直接飲んだほうが飲みごたえがあっていいと思います。
 また、日本の学生は授業時間に居眠りが多いそうです。なんと40数%が居眠りをしているそうです。それなのに公立高校の授業料無償化はおかしい・・・と。日本はどこかで舵を切り間違えたのではないでしょうか。「ゆとり教育」の間違いを今、正そうとしていますが、その前に、今の日本に何が必要で、世界に通用するための教育は何かを再確認することではないでしょうか。若者の夢がない。将来に希望がない。お金はそこそこあれば静かに生活していきたい・・・。これではまるで退職した第2の人生を送る人のようではありませんか。今の教育を根本的に変え、若者が社会に役立てるよう仕事が出来るような仕組みに変えていかないと「日本沈没」は遠くない将来確実にやってくると思います。外国が攻めてくるのではなく、日本自体が自滅してしまうのです。今の教育を根本的に変え、自分の将来が希望に満ちて、頑張った分だけ幸せが実感できるような社会は、それこそ「夢」なのでしょうか。授業中に居眠りしても自分の未来を語れれば私はいいと思います。私もそうやって育ってきたので、居眠りをするからダメ・・ではなく、居眠りをするくらい違うところで頑張っているんだなあと思いたいです。それにしても学歴、教養のないことを売りにしている芸人さんの多いことにはあきれます。おバカが面白いというのと、だから勉強しなくてもいいのとは全然違います。日本のマスコミ、メデイアももう少し考えるべナのではないでしょうか。日本人としてとても心配しています。
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4月7日

2010-04-08 09:04:20 | 日記
園長です。
 4月7日と言えば「入学式」です。昨日は、午前中は小学校、午後は中学校の入学式でした。副園長と手分けして出席しました。卒園児を含めた新入生は、緊張しながらもこれから始まる学校生活に大きな期待を持っているようでした。毎年ささやかれる「小1プロブレム」は、今年も問題がないようです。慣れないせいで、少し落ち着かない子は何人かいましたが、私語も勝手な行動も見られませんでした。これからの成長を期待したいと思います。
 私が行くのは、私の母校である小学校と中学校ですが、行事のたびに案内され、思うことは、私が卒業してからもう何十年にもなるのに、「校歌」が歌えると言うことです。不思議なことに歌詞を見なくても歌えることが最近わかりました。特に小学校の校歌は3番まで歌えます。小学生時代は歌詞の内容をばらばらに覚えて恥ずかしい思いもしましたが、保育園に勤めてから毎年歌うようになりからだと思います。まさに「継続は力なり」と言うことでしょうか。でも、我が母校の校歌は、歌詞が抒情詩的で、歌詞の風景画が思い浮かぶような素晴らしい昭和の歌です。私達の小学生時代の風景そのものなので余計思い入れがあるのかもしれません。
  海原登る日輪に 三陸の朝 明けて行く
   起き伏す丘に 草燃えて ひばりの声のほがらかさ
    我ら根城の小学生 希望に胸を弾ませて 清い未来に 進むのだ
  
  歴史に残るいさおしに 南部の昔しのばれる
   城の辺りに雲流れ  実るりんごの 美しさ
    我ら根城の小学生 理想に瞳輝かせ  正しい人に育つのだ

  人みなはげむ 生産に 八戸の町 のびてゆく
   川の岸辺に駒ないて 見上げる空の 広やかさ
    我ら根城の小学生 勤労に手をしたしませ 明るい郷土 つくるのだ

 また、4月7日は私の誕生日でもありました。朝礼のとき職員から思いがけなく誕生プレゼントをもらい、感激しました。子ども達からもたくさんのお祝いの言葉をもらい、嬉しいやら恥ずかしいやらの54歳を迎えたのでした。夜、一息ついていたときには、仙台に嫁いだ娘から電話があり、3歳になった孫から「じいじ、誕生日おめでとう」という嬉しいお祝いをいただきました。私の誕生日は、いつも「入学式」にまぎれてしまい、過ぎ去ってから「忘れていた」と言われることがしょっちゅうありました。今年に入り、大学の同級生が亡くなったり、先輩方が亡くなったという訃報が届くたびに自分のこれからを考えることが多くなりました。坂本竜馬みたいに太く短い人生ではないようですが、元気に動ける内にいろんなことをしたいと思っています。とりあえず、畑の「バッコウ」をかけました。まずは、子どもたちと楽しく過したいと思います。
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