自称納谷悟朗後援会日誌

ファン歴50年の自称後援会長が、納谷悟朗さんの作品をご紹介しています。

MONSTER

2005-02-22 | アニメ
*アニメ・ゲスト出演作

MONSTER
第5話「ハイデルベルクの少女」(2004年5月10日放送)日本テレビ
役名:盲目の老人

キャスト
テンマ:木内秀信 
ヨハン:佐々木望 
ニナ:能登麻美子
ニナの父:大木民夫 
ニナの母:野沢由香里
盲目の老人:納谷悟朗
クローネッカー教授:鈴木泰明 
カイデル先生:内田直哉
ペーター:花輪英司 
クララ:小林恵美 
ベアーデ:河原木志穂 
オットー:大畑伸太郎
アイマー:加瀬康之 
夫人:多岐川まり子

二ナは法律専攻の大学生。かなり優秀で、厳しそうな教授の難しい質問にもスラスラ答えていた。アルバイトもこなし、とても忙しそうだ。
しかし彼女には10歳以前の記憶がなく、また本人は知らないが、両親も本当の親ではない。両親は彼女が20歳になったら、本当の事を話そうと決めていた。
その時も近いらしい。

二ナは闇の中から現れるモンスターの悪夢に悩まされ、カウンセリングも受けていた。
そんなある日、無名の男性からなかなかロマンチックなメールを受け取り、彼女は心を躍らせる。

テンマはヨハンの現在の居場所を捜しているが、その調査中に、昔ヨハンを知っていたと言う老人と出会う。悟朗さんはこの老人。特に特長のない老人だが、明るいブルーの目が目を引いた。テンマにお茶を勧めたり、全く普通に行動していて、ちょっと見た時にはわからなかったが、実は盲目だった。
老人は第二次大戦中、ドイツ海軍に所属しUボートに乗船していたと言う。
連合軍の攻撃を受け、ボートは損傷。その状態のままで38時間潜航を続けた。
その時の恐怖の体験を語る老人の口調はむしろ穏やかで、ヨハンが戦争や恐怖の話を好んで聞いていたと、テンマに淡々と語っていた。老人の静かな口調が、ヨハンの異常性やこのストーリーの恐さを増していたと思う。

盲目だった為、少年の本名や顔さえ知らなかった老人は、ヨハンを安心させた様だ。
ヨハンが20歳になったら双子の妹を迎えに行くと言っていた・・・と言う話まで知っていた。その妹は、ハイデルベルクに居ると言う。(さあ、誰の事でしょう??笑)
最後の方で、ヨハンがチラリと登場していたが、金髪の美形で、あの彼が異常なのかと思うとなかなか興味深かった。

悟朗さんは後半のみの御出演ながら、セリフも結構多く、とてもヨカッタです!!!
大木氏や鈴木泰明氏など、結構意外な方がご出演になっていたのも面白かった。

*残念ながら(?)これ以外のエピソードを拝見する時間がありませんが、矢島正明氏、羽佐間道夫氏、大塚周夫氏等がゲスト出演されたエピソードもある様です。(未確認)

原作:浦沢直樹 (ビッグコミックス)
スミマセン、原作者のお名前が間違っていました。池本様、ありがとうございました。


コメント (2)
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