熊川宿 ~鯖街道・宿場町の面影
熊川宿(くまがわじゅく)は、豊臣秀吉に重用され若狭の領主となった浅野長政が、天正17年(1589)に熊川が若狭から京都を結ぶ中継点であることから宿場町とした。
まちを通る若狭街道は日本海から京都まで鯖などの魚を運んだことから“鯖街道”と呼ばれた。
奉行所・番所・お蔵屋敷の跡が残り、情緒あふれる街道沿いには、昔ながらの用水路が流れている。
また、熊川宿は、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、往年の繁栄を偲ぶ町並みが保存されている。
資料館の「宿場館」は昭和15年に熊川村役場として建築された建物である。
和洋折衷の様式が、どこか懐かしさを憶える。
町づくりの一環だろうか、おじいさんたちが、手作りの品を販売していた。
一品ごとに表情の違う作品は素朴ながら、魂が籠っているようだった。
これも、りっぱなCBだ。
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