平野の町づくりを考える会・川口良仁さん・講演 「オモロイ平野の町づくり」 Vol. 2

毎週末に全興寺の「おも路地」で「あそび縁日」を開催しています。
地域の子どもたちが集まる「あそび縁日」は毎回、大盛況。
今、さかんにいわれている「多世代交流」と「子どもの居場所づくり」についても、2000年から、取り組んでいます。



大晦日には大念仏寺で「日本語・ドイツ語・平野弁で歌う第九」を合唱したこともありました。

「まちができて人が集まるという発想ではなくて、人が集まって、まちが形成されていくという発想です。
人が集まるという原点に戻らないと、結局、誰のためにまちづくりをやっているのかということになります。
それは自分のためにやっていることであり、人の集まるまちとは、まちづくりの最終的な人づくり、人間関係づくりにあります。
これが、‟まちづくりは人づくり”といわれる原点です。」



「行政主導の地域団体は、町会等の組織の長を選び、右手にコンサル、左手に行政が手をひいて、寝た子を起こしてきました。
現在は、行政が予算もないことから、よちよち歩きの住民の手を離す時期にきています。
当然、手を離せば今までおんぶに抱っこされていたので、みんな座り込んでしまう。」
「しかし、「平野の町づくりを考える会」はスタートから現在まで、行政、専門家(学者・コンサル)、商店街、企業、町会と距離を置き、大きな組織にも属さず、補助金ももらわず、全て自分たちで行ってきています。」

「平野の町づくりを考える会」の三原則は「会則・会費・会長なし」です。
「町づくりを考える会」の一番のエネルギー源は「オモロイことをやる」という精神です。
このオモロイことを実行に移す時に、もうひとつの大切なキーワード「いいかげん」ということ。
オモロイものをきちっとやってもオモロくない。
オモロクやるためにはいいかげんにやらなければならなりません。」
ここでいう、「いいかげん」とは無責任ということではなくて、無理せず、できる範囲のことをやるということだと解釈しています。
これがボランティアを長く続けるために必要だということでしょう。
「また、会費も取らずにどの組織にも属さない会は活動資金が苦しい。
資金がない分、頭と体を使い、そのうえ人のふところを当てにします。
いわゆる「人のふんどし」で相撲をとるということが大切となります。」
考える会の「人のふんどし」は永らく、大阪市でした。
「平野郷HOPEゾーン協議会」活動は一昨年までの15年にわたりましたが、その間、約6億円、交付されたきたそうです。
毎月、第3金曜日夜が「考える会」の定例会。
コアのメンバーに加え、様々な方が特別参加されるので、私にとっても、貴重な出会いの場です。
出会いの場をセッティングすることもあります。
着物で歩こう!新井代表と紙再生工房・前橋所長をお引き合わせして、絵葉書事業が始まったのも、この席上。

この日は地域の人気パン屋「トロワ」さんが、平野の名物にと新作パン「わたの花」を持参。
試食させていただき、品評会となりました。


2014年の忘年会のシーン。故松村さんのお席はいつも、決まっていました。

2015年の忘年会。川口ご住職のお宅へ招かれました。

これからも、官主導ではなく、民主導の「オモロイ平野のまちづくり」は続いていきます。


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地域の子どもたちが集まる「あそび縁日」は毎回、大盛況。
今、さかんにいわれている「多世代交流」と「子どもの居場所づくり」についても、2000年から、取り組んでいます。



大晦日には大念仏寺で「日本語・ドイツ語・平野弁で歌う第九」を合唱したこともありました。

「まちができて人が集まるという発想ではなくて、人が集まって、まちが形成されていくという発想です。
人が集まるという原点に戻らないと、結局、誰のためにまちづくりをやっているのかということになります。
それは自分のためにやっていることであり、人の集まるまちとは、まちづくりの最終的な人づくり、人間関係づくりにあります。
これが、‟まちづくりは人づくり”といわれる原点です。」




「行政主導の地域団体は、町会等の組織の長を選び、右手にコンサル、左手に行政が手をひいて、寝た子を起こしてきました。
現在は、行政が予算もないことから、よちよち歩きの住民の手を離す時期にきています。
当然、手を離せば今までおんぶに抱っこされていたので、みんな座り込んでしまう。」
「しかし、「平野の町づくりを考える会」はスタートから現在まで、行政、専門家(学者・コンサル)、商店街、企業、町会と距離を置き、大きな組織にも属さず、補助金ももらわず、全て自分たちで行ってきています。」

「平野の町づくりを考える会」の三原則は「会則・会費・会長なし」です。
「町づくりを考える会」の一番のエネルギー源は「オモロイことをやる」という精神です。
このオモロイことを実行に移す時に、もうひとつの大切なキーワード「いいかげん」ということ。
オモロイものをきちっとやってもオモロくない。
オモロクやるためにはいいかげんにやらなければならなりません。」
ここでいう、「いいかげん」とは無責任ということではなくて、無理せず、できる範囲のことをやるということだと解釈しています。
これがボランティアを長く続けるために必要だということでしょう。
「また、会費も取らずにどの組織にも属さない会は活動資金が苦しい。
資金がない分、頭と体を使い、そのうえ人のふところを当てにします。
いわゆる「人のふんどし」で相撲をとるということが大切となります。」
考える会の「人のふんどし」は永らく、大阪市でした。
「平野郷HOPEゾーン協議会」活動は一昨年までの15年にわたりましたが、その間、約6億円、交付されたきたそうです。

毎月、第3金曜日夜が「考える会」の定例会。
コアのメンバーに加え、様々な方が特別参加されるので、私にとっても、貴重な出会いの場です。
出会いの場をセッティングすることもあります。
着物で歩こう!新井代表と紙再生工房・前橋所長をお引き合わせして、絵葉書事業が始まったのも、この席上。

この日は地域の人気パン屋「トロワ」さんが、平野の名物にと新作パン「わたの花」を持参。
試食させていただき、品評会となりました。


2014年の忘年会のシーン。故松村さんのお席はいつも、決まっていました。

2015年の忘年会。川口ご住職のお宅へ招かれました。

これからも、官主導ではなく、民主導の「オモロイ平野のまちづくり」は続いていきます。


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