「愛はレッド・ミラージュ~平成・真田拾勇士~」総集編

先日、大河ドラマ「真田丸」は華々しく終わりましたが、平野区民と関係者にとっては、非常にもの足らない結果でした。
何といっても、一年間、幸村一色と言っても過言ではなかった平野区だから、せめて、劇中にあと少しでも平野区を出していただきたかったですね。
「ダンディーマンダム 赤いハンサム侍」と銘打ったイベントの中核となった幸村現代劇「愛はレッドミラージュ~平成・真田拾勇士~」。
6月18日にクレオ大阪南で上演され、好評を博しました。
戦国絵巻を現代にアレンジ、個性豊かな役者さんたちの演技が光っていました。
レッドミラージュ・赤いハンサム侍(総集編)
劇団「まちかどおとめ」による書下し幸村現代劇・ 社会派コメディ
大企業"徳川"に立ち向かう中小企業"真田"社長のお話。
日本屈指の巨大グループ企業「豊臣グループ」の総帥・豊臣秀吉が亡くなったあと、関ヶ原の会議で後継者を決めることになりました。
その座を争ったのは、徳川家康と石田三成。
熾烈な票取り合戦の結果、豊臣グループ総裁には徳川家康がなり、三成についたグループ中小企業の社長・真田幸村は路頭に迷います。
世はすっかり、徳川グループのもの。このままでは、次期総裁は家康の息子・秀忠に決まってしまいます。
そこで次期総裁に豊臣秀頼をたて、豊臣再興を企む大坂城本店の意向のもと、かつての傘下だった幸村たちが呼び寄せられました。
可愛い十勇士と共に、弱小企業がコングマリットと化した大企業徳川へ牙をむく!
そして、次期総裁には誰がなる。

関ケ原の会議で、豊臣方についたがために会社をつぶされ、借金でズブズブに沈められた身体をゆすりながら、夕暮れの公園で小さなブランコをこぎつづける真田幸村。
そんな幸村を十人の不思議な美女たちが支えます。
幸村は「真田流通サービス」という小さな会社を起こします。

そして、そこに元受企業「黒田」を放逐され、浮浪者と化した後藤又兵衛も加わります。


大坂城本店の淀君は、側近、大野治長に牢人を再雇用するべく指示を出します。2代目・秀頼はバカ殿風?

徳川グループの社長室。家康は秀忠に策を授ける。服部半蔵まで現れる。


小さい会社でながら、ありとあらゆる手を使って、巨大企業・徳川に挑む幸村。


ついには、真田丸ショップを作って、とことん、抵抗する。



「真田丸」では、放映されなかった地蔵堂も、こちらでは、もちろん、登場です。
劇団まちかど処女の皆さん、ブラボーでした。次回作、期待しています。
(写真撮影:緒方隆吉様、劇団まちかど処女・安田明日香団長掲載承認)


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