関西の「雛めぐり」情報 ~雅な女の子の節句

女の子の節句「雛祭り」の季節がやってきた。
♪あかりをつけましょ ぼんぼりに お花をあげましょ 桃の花
♪五人ばやしの 笛太鼓(ふえたいこ) 今日はたのしい雛祭り
この音楽が流れてくると、我ら男の子は(そんな時代もあったんだ)、何だか疎外されてるようで、恨めしげに、このお祭りを眺めていたものだ。
この10数年くらい前からだろうか、「雛めぐり」と冠したイベントが、この時期、各地で開催されるようになってきた。
いわゆる、「町おこし」、「町の活性化」の一環として、各家庭に眠っている雛人形を展示して、観光の目玉にすることは、手っ取り早い方法だったようで、自治体や商工会、NPO団体らによって、瞬く間に全国に広がっていった。
町をあげて、雛めぐりを開催しているのは、奈良県高取町。
城下町土佐街道の「町家の雛めぐり」は約100軒の民家や商店を中心に展示しており、雛めぐりの元祖的存在である。


奈良県内では、金魚の町、大和郡山市の「大和な雛祭り」も元遊郭「川本亭」を中心に見応えがある。



クリック
「大和な雛祭り・2016」
高取町に匹敵する規模の「雛めぐり」が大阪府富田林市で開催されている。
「富田林じないまちの雛めぐり」である。
クリック
「じないまち雛めぐり」
「雛祭り」はいつ頃から始まったのか歴史的には判然としない。
平安時代の京都で既に平安貴族の子女の雅びな「遊びごと」として行われていた記録がある。
川へ紙で作った人形を流す「流し雛」があり、「上巳の節句(穢れ払い)」として雛人形は「災厄よけ」の「守り雛」として祀られる様になった。
京都の下鴨神社では、3月3日に「流しびな」が執り行われる。
雛祭りが現在の形になってきたのは江戸時代からである。
「古今雛」、「享保雛」などが飾られるようになっていった。
(写真は大阪歴史博物館で撮影)


<関西各地の主な雛めぐり情報2017>
奈良県高取町「町家のひなめぐり」 3/1~3/31
奈良県大和郡山市「大和な雛まつり」 2/25~3/5
大阪府富田林市「じないまち 雛めぐり」 3/11・12
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女の子の節句「雛祭り」の季節がやってきた。
♪あかりをつけましょ ぼんぼりに お花をあげましょ 桃の花
♪五人ばやしの 笛太鼓(ふえたいこ) 今日はたのしい雛祭り
この音楽が流れてくると、我ら男の子は(そんな時代もあったんだ)、何だか疎外されてるようで、恨めしげに、このお祭りを眺めていたものだ。
この10数年くらい前からだろうか、「雛めぐり」と冠したイベントが、この時期、各地で開催されるようになってきた。
いわゆる、「町おこし」、「町の活性化」の一環として、各家庭に眠っている雛人形を展示して、観光の目玉にすることは、手っ取り早い方法だったようで、自治体や商工会、NPO団体らによって、瞬く間に全国に広がっていった。
町をあげて、雛めぐりを開催しているのは、奈良県高取町。
城下町土佐街道の「町家の雛めぐり」は約100軒の民家や商店を中心に展示しており、雛めぐりの元祖的存在である。


奈良県内では、金魚の町、大和郡山市の「大和な雛祭り」も元遊郭「川本亭」を中心に見応えがある。



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高取町に匹敵する規模の「雛めぐり」が大阪府富田林市で開催されている。
「富田林じないまちの雛めぐり」である。
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「雛祭り」はいつ頃から始まったのか歴史的には判然としない。
平安時代の京都で既に平安貴族の子女の雅びな「遊びごと」として行われていた記録がある。
川へ紙で作った人形を流す「流し雛」があり、「上巳の節句(穢れ払い)」として雛人形は「災厄よけ」の「守り雛」として祀られる様になった。
京都の下鴨神社では、3月3日に「流しびな」が執り行われる。
雛祭りが現在の形になってきたのは江戸時代からである。
「古今雛」、「享保雛」などが飾られるようになっていった。
(写真は大阪歴史博物館で撮影)


<関西各地の主な雛めぐり情報2017>
奈良県高取町「町家のひなめぐり」 3/1~3/31
奈良県大和郡山市「大和な雛まつり」 2/25~3/5
大阪府富田林市「じないまち 雛めぐり」 3/11・12


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